Greenfile.work(グリーンファイルワーク)は便利？システムのサービス概要や特徴、料金体系など紹介

Greenfile.work(グリーンファイルワーク)のサービス概要や特徴

Greenfile.workは、2018年2月1日に東京都渋谷区に本社を持つシェルフィー株式会社がリリースした建設業界専用の書類作成･管理ツールです。

建設業界では長時間労働が問題となっており、残業の要因となっているのは書類作成業務。
その書類作成業務を効率化すべくグリーンファイルワークというサービスが作られました。

豊富な機能をもち、書類作成、提出、受け取り、協力会社情報の管理にいたるまで大幅な業務効率化を可能にしてくれます。

複数のプランと機能があるので一人親方でも法人規模でも会社の大小に合わせた使い分けができます。
また、多くの情報を扱うためSSLを用いて通信を全て暗号化しており、暗号強度256bitにも対応しているという信頼のできるセキュリティになっています。

グリーンファイルワークは国土交通省が主催する「i-construction」にも選ばれるなど、建設業界に従事している方々から書類作成業務の効率化を期待されていて今人気の高いシステムとなっています。

グリーンファイルワークの特徴は以下の4つです。

施工体制台帳や体系図などの安全書類を自動で作成

施工体系図や施工体制台帳をシステムが自動で作成します。
手作業で書類を作成する必要がなくなり、平均73.8%の残業時間を軽減することができます。

各書類の提出状況が分かりやすい

各書類の提出状況や記載内容が一覧となっているのですぐに把握することができ、担当者に連絡を取らなくても進捗がわかるので手間を大幅に減らすことにつながります。

自動帳票チェック機能で確認作業がスムーズ

書類の不備を自動帳票チェック機能が検出してくれます。
目視チェックの手間をなくし、書類の差し戻しの時間やストレスを大きく軽減することが可能です。
書類チェックに割く時間分、本来の業務に集中することができるので生産性を大きく向上することにつながります。

AI顔認証システムが入退場管理を効率化

入退場にカードなどを使わず、カメラに顔を見せるだけで入退場時間を記録することができるAI顔認証システムを導入しています。
作業員の方に操作を覚えてもらう必要もないので手軽に導入することができ、入退場管理を効率化してくれます。

項目に従って情報を打ち込むだけで完成された書類がPDFで出力され、全項目ひとつひとつ丁寧に説明が出てくるのではじめてでも簡単に扱うことができます。

建設業界で最も使われている全建統一様式に完全対応しており、書類に関わる業務を73.8％削減し、年間1,000万円規模のコストカットを実現できるというのがグリーンファイルワークの強みです。

年間完工高100億円規模、年間現場数30現場、平均工期12 ヶ月のゼネコンへの導入事例によると、3人(安全書類に携わる人数) × 500万円(人件費) = 1,500万円の削減に成功しているとのこと。

書類作成や提出の進捗確認、書類の不備チェックまでトータルでシステムがサポートしてくれるので、書類に関わる労力を大幅に減らすことができ、結果的にコストも削減、本業に従事できることで自社の生産性もアップするという大きなメリットがあるというわけですね。

Greenfile.work(グリーンファイルワーク)の料金体系

書類作成に関わるあらゆる労力、コストを軽減してくれるGreenfile.work(グリーンファイルワーク)。
便利なので導入してみたい、と思うとお次に考える必要があるのは料金ですね。

協力会社として使う場合は無料、元請けとして使う場合は有料です。

元請けとしての前年度/施工体制台帳を作成した新規現場数や元請けとしての1現場あたり平均工期、利用したい機能などによって見積もりが異なり、公式サイトの自動見積もりフォームに入力すると10秒ほどで見積もりを確認することができます。

支払いは請求書を発行して指定の口座に振込という形になっています。

まとめ

今回はGreenfile.work(グリーンファイルワーク)のサービス概要や特徴、料金などについてご紹介いたしました。
建設業界では長時間労働が課題となっており、4週8休を実施できている建設業者は全体の1割にも届きません。さらに人手不足も深刻化している建設業界。書類作成に関わる労力を大幅に軽減することで、建設業界の生産性を向上しようとグリーンファイルワークがリリースされました。魅力的な機能がたくさんありますので、書類作成でお困りの方は一度試してみてはいかがでしょうか。