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法面足場とは?組み方についても解説

足場にも様々な種類があり、建物の数だけ足場があるといっても過言ではありません。
もちろん、建物だけでなく建物を建てるための地盤補強など、そのほかにも多くの場面で活用されています。
中でも法面における工事は特殊で、携わる方も少ないのではないでしょうか。

そこで今回は、法面工事における法面足場とその組み方について解説しますのでご覧ください。

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法面足場の「法面」なんと読む?

「法面」は「のりめん」と読み、山を切り開いたり土を盛り上げて作ったりした土地のような、人工的な斜面のことを指します。
道路を建設する場合や住宅地を造成していく場合、様々な場所に斜面ができます。
それらの斜面は崩れやすく、自然環境が要因となって土砂災害等の事故につながってしまう可能性があります。
そのため法面はそのまま放置しておいてはいけません。

法面足場とは

法面は非常に危険なため、通常はアースアンカー工法(グラウンドアンカー工法、単にアンカー工法とも)を用い、地すべり等が起こらないように対策します。
具体的には、不安定な斜面に対してコンクリートやピアノ線を使い、土塊を安定させるのです。このアースアンカー工法を安全に進めるため、絶対的に必要となるのが法面足場です。
また、植生基材の吹き付けや、各種植生マット・シート等の取り付けなども、法面足場を利用して行う作業です。

法面での工事は、急斜面かつ高所であるため、作業員の危険と隣り合わせです。
法面足場は安全で円滑な施工を実現するために必要なのですが、足場を組む一の地面自体が水平ではないことがほとんどです。

また、サイズや形状も全く違うため、経験したことのない現場で経験を生かす必要があり、非常に高い施工技術と入念な試行錯誤が必要となります。

法面足場の組み方

平面の組み立て方は単管パイプとクランプを利用した単管足場の施工と同様です。
しかし、法面は平面ではないこともあり現場によって施工方法を吟味する必要があります。
組み立て基準にも気をつけましょう。
斜面と足場を正確につなげ安全性を確保するためには、足場ブラケットの使用がオススメです。
数種類のなかから現場に合うものを選びましょう。

また、法面用の足場を各社が製品化していますので、それらを活用するのも良いでしょう。

のり面先行手摺足場『のりのり足場』ー 岡部株式会社

リースで使用することができる法面用の仮設資材です。
施工の進捗に合わせて簡単に足場の組立てや解体を行えるほか、下段の作業床より手摺りの取り付けが可能なため、安全確保や施工性向上を見込めます。

岡部株式会社

作業構台用ユニット足場 ー 日綜産業株式会社

アンカー工事やボーリング工事用の削孔機などを設置するための足場です。
従来よりも安全で簡単に施工できることが魅力です。
打ち込みタイプ・角度自在タイプ・フラットタイプがあり、あらゆる法面に対応可能です。

日綜産業株式会社

まとめ

法面足場は現場によって状況が大きく異なるため、その場その場での対応力が非常に重要です。
また、非常に危険を伴う現場であることが多いため、安全性にも配慮が必要です。
法面用の製品も駆使し、より安全な施工環境を実現しましょう。

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