足場の布板が木材製から安全対策を施されたアルミ製へと変遷が進んでいる仮設足場。
近年、廃棄予定だった中古足場用木材が、経年劣化による退色や使用感に懐かしさと温もりを覚える素材として店や個人宅の内装やDIY材料として好んで使われるようになりました。
中古の足場用木材は普通の材木店やホームセンターでは販売していませんし、足場材専門の店は会社向け用ですから1単位の枚数が多過ぎて購入できないため、古材を求めている人のほとんどが専門の通販サイトから購入しています。
中古の足場用木材(古材)を購入できるオススメサイト4選
足場用木材(古材)取扱い店の中からオススメサイトを4つピックアップしてご紹介していきます。
京都 古材市場
ここは古材の卸売店で、木材会社・問屋にも中古足場材を販売しています。
古民家の建具・欄間、海外から輸入した古い物置小屋の外装材、流木まで多岐に渡る古材を取り揃えており、京都本店に古材を使用したインテリアなども置かれているショールームを予約見学でき、カットサンプルを送ってもらえるサービスもあります。
足場板はある程度綺麗な状態のものだけを選んで、片面だけをワイヤーブラシで磨き適度に平滑な状態にしています。
サイズ
- 1,900×200×35mm
- 3,800×200×35mm
Re:wood
愛知の有限会社阿部組木材リユース事業部の仮設足場の中古木材のみを取り扱っている通販サイトです。
中古足場材を以下の5種類にランク分けしています。
(5mm厚の取り扱いもあり)
- Re:wood リウッド(ペンキ・セメント・錆無し、退色)
- OLD: Reuse オールドリウッド(ペンキ付着デザイン加工)
- Reuse Wood リユースウッド(高圧洗浄・金属除去済み、退色)
- Vintage Color Wood ヴィンテージカラーウッド(ヴィンテージ風塗装加工2色)
- Core Wood コアウッド(古材板3枚おろしの真ん中部分)
サイズ
- 1,900×200×7mm
- 1,900×200×15mm
- 1,900×200×35mm
WOODPRO 杉足場板専門店
広島のWOODPRO 足場事業部の通販サイトです。ここは3種類のランクに分けしているのですが、標準グレード古材は4タイプの加工のうち左右に凹凸をつけて施工精度を上げたものがあるのが大きな特徴です。
- 標準グレード(表面にペンキ汚れ等がないもの)
- キャラクターグレード(ペンキや錆が付着しているもの)
- ワイルドグレード(一般の古材より更に古いもの)
標準グレードの中に基本仕上げ本実加工(表面をなめらかにし古材の左右に凹凸をつけたもの)、基本仕上げ(表面をなめらかにしたもの)、ラフ仕上げ(表面未加工のもの)、ラフ仕上げ短尺材(表面未加工で長さを短く切ったもの)と種類があります。
サイズ
- 1,900×180×14mm(基本仕上げ本実加工のみ)
- 1,900×200/210×15mm
中川木材産業オンラインショップwood.co.jc
大阪にある、木製フェンス、造園資材から木製玩具まで加工販売している会社の通販サイトです。
4タイプの中古足場板を販売しています。
- プレミアム(ペンキ・セメントの付着無し、退色なし、水洗い、乾燥、サンダー掛け済み)
- ヴィンテージ(ペンキ・セメント・ビス穴有り、退色、水洗い、乾燥済み)
- 加工塗装品A(両面サンダー掛け、塗装済み4色)
- 加工塗装品B(両面サンダー掛け、塗装済み3色)
サイズ(タイプによりサイズバリエーションが少ないものがあります)
- 600/950/1200×150×15mm
- 800/1,000/1,200/1,400/1,600/1,900×200×32mm
まとめ
今回は中古の足場用木材(古材)を購入できるオススメサイトをご紹介しました。
中古の足場用木材は古材ならではの質感と扱いやすさから各社独自の加工がされています。
アイディア次第で様々なものに生まれ変われる素材ですから、加工の仕上がりやサイズ展開を比較して購入の参考にしてみて下さい。