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【足場材】アンチの重さはどれくらい?使用用途についても解説

枠組足場に使用される足場部材の一つにアンチという部材があります。
アンチの重さ・重量や使用用途について詳しく知りたいという声がよく寄せられていますが、インターネットであまり情報を収集することができなくて困っているという方も多いと思います。

そこで今回は足場材のアンチとは何か、アンチの重さ・重量はどれくらいなのか、使用用途などを詳しく解説いたします。

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【足場材】アンチとは

足場用語におけるアンチとは芸能人を批判するあのアンチではありません。
足場におけるアンチとは足場内の作業用の通路などあらゆる床部分に敷かれている板のことで、垂直に建てられている建地の間を腕木とともに水平方向につなげていく部材のことです。
2つの建枠の上に設置して、作業床になる資材で、引っ掛けフックのついた足場板というイメージです。

アンチスリップメタルという製品名が由来です。
アンチは布板(ぬのいた)、鋼製布板(こうせいぬのいた)、布地(ぬのじ)とも呼ばれます。

アンチ(布板)・踏板・足場板の違いをよく理解できていない方もいると思いますが、アンチ(布板)はフックがついていてメッシュ状ではないもの、枠組足場に使うもので、踏板はフックがついていてメッシュ状のもの、一側足場に使うもので、足場板はフックがないものと覚えておくと良いでしょう。

【足場材】アンチの重さ・重量

アンチの重さ・重量は製品ごとの長さや厚みによって大きく異なりますが、平均10kg〜16kgほどになります。

以下は仮設工業会認定品の鋼製布板の製品の重量の一例です。
参考にしてみてください。

長さ(mm) 厚さ(mm) 幅(mm) 重量(kg)
1,829 1.2 500 16.2
1,524 1.2 500 13.9
1,219 1.2 500 11.6
914 1.2 500 9.3
610 1.2 500 6.9

参照元:日鉄建材株式会社

【足場材】アンチの使用用途について

アンチ(布板)は枠組足場に使用される足場部材です。
枠組足場とは鋼管を門型に溶接した建枠にジャッキベース・筋交・鋼製布板などの部材を組み合わせて構成する仮設足場のことです。

アンチの表面は凸凹していて滑り止めの効果があります。
最近の製品はメッキ加工がされているため、サビにも強いという特徴もあります。

アンチは両サイドのフックに金具がついていて金具で建枠と緊結されます。
これによって緊結後は下からの強風にあおられても、外れる心配はありません。

アンチは2つの建枠の上部にフックをかけて金具で外れないようにロックして使用します。

まとめ

今回は足場材のアンチの重さはどれくらいなのか、使用用途とともに解説いたしました。
いかがでしたでしょうか。アンチは布板とも呼ばれ、垂直に建てられている建地の間を腕木とともに水平方向につなげていく部材のことです。アンチは製品の長さや厚さなどによって大きく異なりますが、平均的に10〜16kgほどとなっています。今回は日鉄建材株式会社の製品を重量の一例としてご紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。

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