明日を気持ちよく迎えるために欠かせない睡眠。寝具が変われば睡眠の質も変わるというくらいですから、心地よい眠りのために寝具にはこだわりたいものです。
おうち時間が増えたことでDIYに挑戦される方も増えてきましたが、自分で作ったものだからこそ愛着が湧いてくるもの。
今まで以上に、モノを大切にできるようになります。
ぜひこの機会に、睡眠を支えるベッドを自作してみませんか?
「ベッドを作るのってなんだか難しそう」というあなたでも大丈夫!思っているよりも簡単に作れます。
足場板を材料に作れば、耐久性バツグンですし、使い込まれた風合いがいい味を出してくれますよ。
シングルベッドを足場板でDIY製作する方法
シングルベッドを作るために、まずは以下の材料を調達します。
カットはホームセンターなどにお願いしましょう。
材料
・足場板
【縦フレーム部分】38×89×2026(mm) :2本
【横フレーム部分】38×89×970(mm):2本
【脚】38×89×273(mm):6本
・ワンバイ材(1×4)
【すのこ部分】19×89×970(mm):18本
・ツーバイツー材(2×2)
【すのこを乗せる部分】19×89×1950(mm):2本
・ビス
今回は4.2×65mm、4.8×120mm、3.3×25mmを使用。
なるべくコストを抑えるために、ツーバイ材やワンバイ材を多用しました。足場板は少々お高いので、フレームなどの目に見える部分だけの使用に留めています。
作り方
用意が出来たら、さっそく組み立てていきましょう。
1.フレーム部分を作成する
まずは、すのこを乗せる桁を作成します。
38×89×2026(mm) の足場板に、19×89×1950(mm)のツーバイツー材を貼り付けていきます。板の両端に38mmの間隔を開けておくことをお忘れなく。その部分に横フレーム部分の木板を取り付けます。
ボンドで仮付けした後は下穴を開け、4.2×65mmのビスを打ち込んでいきます。
実質この部分だけで、すのこと脚を支えることになるので、強度の要になる場所です。間隔を開けながら8箇所くらい打ち込んで、しっかりと固定しておいて下さい。
次に枠を組んでいきます。
短い2本の38×89×970(mm)の足場板を挟み込む形で、先ほど作った38×89×2026(mm)の足場板を水平な場所に置き、直角を崩さないように注意しつつ、4.8×120mmのビスで固定していきます。直角クランプを使うと、ズレなく固定しやすいですよ。
四隅のビスを隠すためのダボ穴も開けておくと、最終的に綺麗に仕上がります。
2.脚を取り付ける
次に、桁の部分に脚を取り付けていきます。
38×89×273(mm)の足場板を6箇所に固定しましょう。
ここでは4.8×120mmのビスを使いました。
3.すのこ部分を作成する
作業も終盤。ここからは18本のワンバイ材を使います。
19×89×970(mm)のワンバイ材を、先ほど作ったフレーム部分に間隔を空けながら14本配置します。後は、並べた板の上に余ったワンバイ材4本を繋ぎになる木材として置き、ビスで固定して裏返せば、すのこ部分の完成です。
4.仕上げ作業
出来上がったすのこを枠にはめ込めば作業終了!なのですが、もう一手間加えていきましょう。
ダボ穴を空けた場合は木ダボをはめ込んでカットし、ビスを隠しておきます。
木ダボをはめ終わったら、全体にやすりがけをしていきます。
電動サンダーがあるとラクチンですが、持っていない方のほうが多いと思いますので、紙やすりで地道にザラつきを取っていきます。
最後に、ワトコオイルなどを塗り、表面をコーティングして完成です!
まとめ
今回は足場板でベッドをDIY製作する方法を解説いたしました。
いかがでしたでしょうか。
足場板をワンポイントに使うことで、コストを抑えつつ古材ならではの良さが存分に楽しめます。
DIYでのベッド製作は、4ステップで意外と簡単に作れますので、初心者の方にもおすすめ。
興味のある方はぜひ挑戦してみてくださいね!