足場屋の凄いところ5選！腕力が凄いって本当？

足場屋の凄いところ5選！腕力が凄いって本当？

それではさっそく、足場屋の凄いところを5つご紹介していきます。

重い資材も軽々と持ち運ぶ

足場屋は数十キロもある重い資材を持ち上げ、スイスイと運んでいきます。
時には重い物を持った状態で狭い足場の上を歩いていく必要がありますから、足腰がしっかりしていないとフラついてしまって上手くバランスを保つことが出来ません。
そのため、日々の仕事を通して腕から足腰まで、体全体が満遍なく鍛え上げられていきます。
参考までに、知人の足場職人はベンチプレスで100kgを持ち上げていました。
他の職人も平均して80kg程度は持ち上げられるそうです。
一般的な日本人男性が上げられる重量の平均が約40kgであることを考えると、いかに足場屋の腕力が凄いかが分かりますね。

安定して能力を発揮できる

人間誰しも、調子が良い時があれば、悪い時もあります。
それは足場屋の仕事においても同じです。
仕事を続けていく上で、いかにモチベーションを維持するかが重要になってきますが、足場屋の仕事では日々大変な肉体労働をする必要があります。
それに加えて、職場の上下関係が厳しく、急激な天候の変化などもあるのでモチベーションを維持するのが難しいです。
しかし、どんな状況下でも、足場のプロとして成果物の品質を一定以上に保たなければなりません。
ですから、長年足場屋の仕事を続けていけば、モチベーションに左右されずに能力を発揮する力が自然と身についていきます。

コミュニケーション能力が高い

建設工事は足場屋以外にも、塗装屋さんや内装屋さん、土工さん、電気屋さんなど複数の職人さん達が代わり代わりに職務を果たすことで進んでいきます。
そのため、常に周りの人とのコミュニケーションが求められる職業なのです。
単に自分たちの作業をこなすだけではなく、相手のことを考えてコミュニケーションを図ることが要求されます。
そうした立場の違う人たち同士での意思疎通を通して、思いやりの心や協調性といった、コミュニケーション能力が磨かれていきます。
実際、歳を重ねて体が動かなくなってきたタイミングで、持ち前のコミュニケーション能力を活かして営業職に転職される職人さんもいますよ。

開放感ある職場で働ける

足場職人の凄いところとは違いますが、足場屋の仕事自体にも魅力があります。
その魅力の一つは、開放感のある職場で働けることです。
足場屋の仕事は、基本的に高所での作業になります。
地上は人や物で溢れていますが、高所であればあるほど開放感のある世界が広がっています。
建設工事は「鳶にはじまり、鳶に終わる」と言われるぐらいですから、鳶職もとい足場屋が安全で使いやすい足場を組まない限りは工程が進みません。
そうした背景もあり、できる限り早く、正確に足場を組むことが求められるので責任も大きいですが、だからこそ、ひと仕事終えた後の高所からの眺めは格別なものがあります。
肉体的にも精神的にも辛い時もありますが、「頑張ってよかったな」と思える瞬間です。

働くだけで自然と筋肉が鍛えられる

資材は重量物が多く、運ぶだけで筋力アップに繋がります。
日々の仕事が、筋トレにもなるのです。
最初は少しずつしか資材を持ち運べませんが、仕事を続けていけば持ち運べる量も着実に増えていきます。
決して、いま働いている足場職人たちが、元から力強くて、筋肉が鍛え上げられていた訳ではありません。
足場屋の仕事を続けていくうちに、必要な筋肉が自然と鍛えられていったのです。
働き始めから筋力がある人ばかりではないので、「筋肉がないから」という理由で足場屋になることを諦める必要はありませんよ。

まとめ

今回は「足場屋の凄いところ」を5つご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。
足場屋の凄いところは、単に重い物をスイスイと持ち運ぶ腕力や高所作業をものともしない度胸だけではありません。
調子の波に左右されず安定的に能力を発揮したり、コミュニケーション能力が高かったりと、足場組立・解体の技術力に加えて人を思いやる人間性も持ち合わせている人が多いことにもあるんですよ！