近年、環境保護の観点から中古の木材をDIY活用する動きが活発になってきています。
建築現場で使用されていた足場板は、ペンキの飛び散りや木材の風合いの変化など、ただ古いだけでなく味のある素材になっていることが多く、最近とても人気です。
足場板を使ってベンチをDIY製作しよう!
ベンチは座る人数が制限されず、臨機応変に活用できますし、使用していないときは物置としても活躍してくれるので便利なアイテムですよね。
来客時にカバンを置いてもらったりもできます。
また、背もたれがないベンチであればスッキリしていて部屋が広く見えるという効果も。
どこからでもさっと座れるのも意外と気づかないメリットだったりします。
まずベンチを作るために必要な足場板を入手しましょう。
足場板はホームセンターなどでも購入できますが、中古の足場板を通販で販売しているサイトも多数あります。
長年使用されてきたからこその味わいのある木材を入手したい場合は中古の通販サイトを検討してみるのもいいですね。
それではさっそく、足場板を使ってベンチをDIY製作してみましょう!
足場板でベンチをDIY製作する方法!
ここからは足場板を使ってベンチをDIY製作する方法やコツをご紹介していきます。
必要な材料は足場板、ビス、塗料、電動ドライバー、紙やすりです。
足場板は幅900mm、奥行き235mm程度のものが無難なサイズです。
厚さはお好みですが、あまり薄いと中心部が重みに耐えれずに壊れてしまう危険性もありますので、十分に厚みのあるものを選ぶといいでしょう。
ベンチの脚は木材をカットして作ってもいいですし、金属製の脚を取り付けてもおしゃれです。
木材で作る場合はこんな感じになります。
金属製の脚を取り付ける場合はこのような仕上がりですね。
足の素材はお好みに合わせて準備しましょう。
金属製のものはキットなども販売しています。
ベンチを製作する手順は
- 足場板のささくれそうな部分を紙やすりでやすっておく
- 足場板に脚をビスで取り付ける(カットした木材or金属製のもの)
- ワックス塗料でツヤを出して仕上げる
この3工程です。
ベンチのDIYはとても簡単ですよね。
初心者でも始めやすいです。
ワックス塗料はブライワックスがおすすめ。
着色からツヤ出し、保護までできる優れもので、自然なツヤが出るとネットのレビューでも評価が高いワックスです。
簡単な工程で塗れるので、初めての方も扱いやすいですよ。
DIYベンチの動画での詳しい作り方は以下がオススメです。
ぜひ一度ご覧になってくださいね。
参照:ch HIDE.
まとめ
環境保護にもつながり、木の深みのある味わいを感じられる中古足場板を利用したDIY家具。
今回はベンチの作り方についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
新品の板を使用するよりも中古の方が木の良さがより増していて、オススメです。
また、足場板に使用される木材は、安全性の面からも丈夫なものが多いので、家具に生まれ変わってからも安心して利用できるのではないでしょうか。
ぜひ一度、DIYに挑戦してみてくださいね。