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【足場材】「ベース」とは?用途や価格など分かりやすく解説

仮設足場の基礎となる重要な足場材の一つに「ベース」というものがあります。
固定ベースや自在ベース、ジャッキベースなどという名称で耳にしたことがあるという方が多いかと思います。

今回は足場材の「ベース」とは何か解説し、用途や種類、価格などについてご紹介していきます。

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「ベース」とは?用途、種類など

建築現場などでよく使用されるベースとは、建地の単管パイプや支柱を固定するなどの目的で使用される足場材です。
足場の基礎の一つであり、仮設足場を組み立てる際に欠かせない部材です。

ベースには、ジャッキベース、固定ベース、自在ベース、回転ベースなどがあります。

ジャッキベース

十字形で主に鉄でできています。
ハンドルを回すことで高さを調整することができ、傾斜地などで足場を立てる際に使用されます。
キャスターがついているジャッキベースなどもあります。

固定ベース

建地の単管・パイプを固定するためのベース。
可動性はありません。
足場を固定するために使用される資材で、基本的に固定ジャッキのベースにアンダーベースという足場の沈下を防ぐ資材を取り付けて地上に設置します。

自在ベース

建地の単管・パイプを固定するための可動性のあるベースです。
上下左右に動く自在型です。

回転ベース

下屋上の足場を組み立てる時屋根勾配に合わせるため建地下部に使用します。
控柱、壁つなぎを取り付ける際にも使用。
自在ベースに含まれます。

自在ジャッキベースについては以下の記事にも詳しくまとめてありますのでぜひあわせて参考にしてみてください。

足場の自在ジャッキベースとは?種類や使い方など紹介

【足場材】「ジャッキベース」とは?用途や価格など分かりやすく解説

「ベース」の価格

足場材のベースの市場価格は300円〜1,500円前後です。
固定ベースが300円〜400円前後、ジャッキベースが1,000円〜1,500円前後が相場です。

防錆効果があるドブメッキ加工(※次の章で解説しています)など、加工や材質によって価格が異なります。
少しお値段が平均より高めのものでもそうした加工によって長く使えるというメリットがあります。
似たような用途で使われるベースなのに価格差があって気になるという場合は製品の仕様を細かくチェックするようにしてみてください。

また、一般社団法人仮設工業会の認定品であるかどうかなどによっても価格は変わってきますので、そうした点も比較検討して購入することをおすすめします。

ドブメッキ加工とは

ドブメッキ加工とは溶融亜鉛メッキ加工のこと。
どぶに漬けるようような作業が行われることからドブメッキ加工と呼ばれるようになりました。
防錆効果・防腐効果があります。
高温で溶かした亜鉛に鋼材を浸し表面に亜鉛皮膜を形成する技術で、表面に加工される亜亜鉛と鉄が強く金属結合しているため長い年月を経ても剥がれることがないという特性もあります。

まとめ

今回は「ベース」とは何か解説し、用途や種類、価格などについてご紹介いたしました。建築現場などでよく使用されるベースは、建地の単管パイプや支柱を固定するなどの目的で使用される足場材です。足場の基礎の一つであり、仮設足場を組み立てる際に欠かせない部材です。足場材のベースの市場価格は300円〜1,500円前後で、固定ベースが300円〜400円前後、ジャッキベースが1,000円〜1,500円前後が相場です。ぜひ参考にしてみてください。

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