足場工事マガジンは「足場工事会社の経営支援・営業代行・職人採用支援 職人定着支援」をサポートする足場ベストパートナーが運営しています。

足場工事の未来ch

足場の幅木とは?幅木の種類と設置基準を解説!

建設現場における安全対策は非常に重要であり、その中でも足場の幅木は作業員や現場周辺の安全を守るために不可欠な部材です。
幅木は、足場からの物の落下を防ぎ、作業員が足場から落ちることを防止する役割を果たします。

本記事では、足場の幅木の種類や設置基準について解説いたします。

Youtubeついに解説!足場工事の未来chYoutubeついに解説!足場工事の未来ch

動画のサムネイル
  • 足場工事の基礎知識や最新テクニックを動画で分かりやすく解説!
  • 全国の優良足場工事会社の社長から経営&採用ノウハウが学べる!
  • 足場工事の仕事がどんどん増える営業テクニックも紹介!

動画を見る

足場の幅木とは?

幅木とは足場の端に取り付ける板状の部材のことです。
「巾木」や「つま先板」と呼ぶこともあります。

作業員や工具、材料などが足場から落下するのを防ぐために設置されます。

幅木を使用する際は、仮設工業会認定の幅木を使用するようにしてください。
また、規定の長さを超える幅木の隙間は塞ぎ、幅木には足場材等の物を立てかけないようにしましょう。

幅木の種類

足場の幅木の種類は2種類あります。

第1種(I型幅木)

本体と取付部からなる幅木で、取付部がコの字型になっています。
工具不要で取り付けられます。

第2種(L型幅木)

作業床に載せて使用する幅木です。
L字型をしており、脚柱と布板の隙間を塞ぐことができる構造になっています。

足場の幅木の設置基準

足場の幅木の設置については、労働安全衛生規則によって設置基準が定められています。
作業員や現場の安全を確保するための基準なので必ず遵守し取り付けるようにしましょう。

物体の落下防止用として床から高さ10cm以上、作業員の墜落防止用としては床から15cm以上のものが必要となります。

労働安全衛生規則 第563条(作業床)

事業者は、足場(一側足場を除く。第三号において同じ。)における高さ二メートル以上の作業場所には、次に定めるところにより、作業床を設けなければならない。
(一・二 略)
三 墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのある箇所には、次に掲げる足場の種類に応じて、それぞれ次に掲げる設備(丈夫な構造の設備であって、たわみが生ずるおそれがなく、かつ、著しい損傷、変形又は腐食がないものに限る。以下「足場用墜落防止設備」という。)を設けること。
イ わく組足場(妻面に係る部分を除く。ロにおいて同じ。) 次のいずれかの設備
(1) 交さ筋かい及び高さ15㎝以上40㎝以下の桟若しくは高さ15㎝以上の幅木又はこれらと同等以上の機能を有する設備
(2) 手すりわく
ロ わく組足場以外の足場 手すり等及び中桟等
(四・五 略)
六 作業のため物体が落下することにより、労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、高さ十センチメートル以上の幅木、メッシュシート若しくは防網又はこれらと同等以上の機能を有する設備(以下「幅木等」という。)を設けること。 ただし、第三号の規定に基づき設けた設備が幅木等と同等以上の機能を有する場合又は作業の性質上幅木等を設けることが著しく困難な場合若しくは作業の必要上臨時に幅木等を取り外す場合において、立入区域を設定したときは、この限りでない。

まとめ

足場の幅木は、作業員の安全を守るために非常に重要な役割を果たします。
幅木を正しく設置することで事故を未然に防ぎ、安全な作業環境を作ることができます。
設置基準については労働安全衛生規則に定められていますので、確認し必ず設置基準を遵守して取り付けるようにしましょう。

Youtubeついに解説!足場工事の未来chYoutubeついに解説!足場工事の未来ch

動画のサムネイル
  • 足場工事の基礎知識や最新テクニックを動画で分かりやすく解説!
  • 全国の優良足場工事会社の社長から経営&採用ノウハウが学べる!
  • 足場工事の仕事がどんどん増える営業テクニックも紹介!

動画を見る

Youtubeついに解説!足場工事の未来ch Youtubeついに解説!足場工事の未来ch

動画をチェック!