近年、建築現場などで使われていた足場板の古材などを使って家具などをDIYする方が増えてきました。
足場板ならではの風合いがおしゃれで味があると人気なんです。
足場板に限らず木材は紙やすりやサンダーなどでサンディングと言われる表面の仕上げをしなくてはいけません。
ささくれやバリ、トゲなどが出ていることがあり、危険だからです。
安心・安全に使用するためにもサンディングで表面を滑らかにする必要があるんです。
サンディングとは
サンディングとはいわゆる「ヤスリ掛け」です。
サンディングの主な目的は
- 木材の表面を平らにする
- 傷やささくれを削り木目をキレイにする
- 塗装をキレイに仕上げる
上記の3つです。
木材の表面がザラザラしてトゲが出ていたりすると作業中も使用時も危険ですし、仕上げの際の塗料もきれいに乗りません。
綺麗に仕上げるためにもサンディングは必要不可欠な大事な工程なんです。
サンディングをする際は木材の粉がかなり飛びますので、可能であれば外で行うようにしましょう。
サンディングに必要なものは
- 作業着
- マスク
- 紙ヤスリ(#80、#300、#600) or 電動サンダー
- ヤスリ台
です。
足場板をサンディングするコツ
ここからは足場板をサンディングするコツをご紹介いたします。
紙やすりは目の粗いものから順番に使う
紙やすり(サンドペーパーともいいます)の表面には研磨材がついているのですが、その粒度の粗さを「番手」という数字で表しています。
一般的に「#80」や「#300」といった番手の紙やすりが使われることが多いです。
数字が大きくなるほど目が細かくなります。
コツは紙やすりの目の粗いものから目の細かいものという順番でサンディングすることです。
はじめに番手の粗い#80の紙やすりで表面を削っていきます。
目が粗いヤスリはガリガリ削ることができますので、ヤスリの掛けすぎに注意してください。
同じ場所を何度もサンディングすると木材が凹んでしまいます。
ヤスリ掛けをする方向は木目に沿って掛けるようにしましょう。
部分的に掛けるのではなく、全体的に掛けることもコツの一つです。
次に#300番手で中仕上げをします。
これも同じく全体的に均一にヤスリ掛けをしていきます。
最後に#600番手で仕上げます。
目が細かいのですぐにヤスリの目が詰まりますが、細かく新しいヤスリに代えながら掛けていきましょう。
弱い力で何度も往復させて磨く
サンディングはとても根気のいる作業であり、かつ美しい仕上げを左右する重要な工程です。
力を入れて研磨すればいいというものではありません。
美しく仕上げるためには弱い力で何度も往復させて磨くことがコツとなります。
あせらずにじっくりと行うのが、きれいに仕上げる一番の近道なのです。
弱い力で、表面を滑らすように磨きましょう。
足場板のサンディングするおすすめサンダー
ここからは足場板のサンディングにオススメの電動サンダーをご紹介いたします。
マキタ(MAKITA) 仕上サンダー BO3710
マキタ(MAKITA)は日本が世界に誇る電動工具メーカー。
インパクトドライバーをはじめ、掃除機やコーヒーメーカーまで幅広い製品を展開しているメーカーです。
電動サンダーは初心者やDIY向けのモデルからプロ仕様のモデルまで種類が数多くあります。
足場板のサンディングにオススメなのは「仕上サンダー BO3710」です。
本体の高さが15.4cmと低重心で安定感があるこちらのサンダーは、高い操作性と安定性を備えており、ハンドルも握りやすく、初心者の方も扱いやすいモデルです。
リョービ(RYOBI) ミニサンダ S-550M 636832A
リョービ(RYOBI)は広島県の電動工具ブランド。
現在は京セラインダストリアルツールズが運営しています。
リョービの電動工具は低価格でありながら高品質というコストパフォーマンスの良さが人気の理由です。
リョービの電動工具は種類が豊富で「プロ用」「DIY用」「エントリー用」と3つのカテゴリーに分かれており、目的に応じて選び分けることができます。
オススメは「ミニサンダ S-550M 636832A」です。
かなり小型サイズなのでDIY等で使用されたい方にもオススメ。
重量も0.92kgと非常に軽量な電動サンダーです。
操作性が高く片手でも簡単に扱えるのが魅力です。
まとめ
今回は、足場板をサンディングするコツやおすすめのサンダーについてご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか?サンディングは木材の表面をなめらかで美しく仕上げるために必要不可欠な工程です。力任せに削ればいいというものではありませんし、根気がいる作業ではありますが、今回ご紹介したコツを参考にぜひ今後のDIY制作に活かしてみてくださいね。初心者でも使いやすい電動サンダーもご紹介しておりますので、参考にしてみてください。