建設物の建造には欠かせない足場工事。
安全性や施工効率の観点から、より手軽に組み立てることができ、安全性の高い足場に注目が集まっています。
今回取り上げる次世代足場とは、元来主流であった「枠足場」「くさび緊結式足場」「単管足場」などの規格を安全面・施工面・管理面から全面的に洗い直した文字通り次世代規格となった足場の総称です。
平成21年、27年と立て続けに行われた労働安全衛生規則の改正に伴い、建設現場における安全管理に対しての意識向上がより強く求められるようになりました。
さらに成人男性の平均身長の変化、建物の高層化など、時代とともに私たちの暮らしも大きく変化してきました。
そのような環境の変化から生まれる新しい問題の解決のために規則や構造を根本から見直す必要が出てきたことから、次世代足場が誕生しました。
規則の改正により、新しい資材の購入など企業のコストアップを避けられない状況となり、時間的・物質的コストの削減が急務となりました。
次世代足場はコストの削減だけでなく、安全性の向上や環境の変化にも十分に対応できるよう設計されており、今後さらにシェアが拡大していくとみられています。
タカミヤ次世代足場「IQシステム」とは？価格は？
次世代足場IQシステムを開発した株式会社タカミヤは1969年設立、50年以上続く優良企業で実績も豊富です。
長年の経験とノウハウをこれでもかと詰め込み、次世代足場に求められる①作業性②施工性③運用性の3ポイントを完璧に網羅した資材の開発を手掛けました。
IQシステムの価格については現在確認できるサイトはありません。
現時点で購入やレンタルをご検討の場合は下記URLよりカタログをご確認のうえ、株式会社タカミヤに直接問い合わせるとよいでしょう。
タカミヤ次世代足場「IQシステム」の特徴は？
続いてタカミヤ次世代足場「IQシステム」の特徴を見ていきましょう。
①作業性
階高1,900mmに支柱間隔1,107とゆとりをもって作業ができ、枠組足場のように腰を曲げることなく快適に作業することができます。
広い作業空間によりコンパネなど他の建築資材も搬入しやすい設計です。
隙間・段差がないため転倒や落下事故を防止できるうえ、歩きやすく安全性が向上しています。
②施工性
軽量化されていることに加え、横スライド装着を採用しているため組立もしやすくなっています。
大組み・大払しも安全に施工することが可能で、組立スピードも向上します。
組み上げの段数が減ることで労力も少なくて済みます。
③運用性
労働安全衛生規則に対応しており、安心できる技術が詰め込まれています。
トラックへの積載量が減るため、運搬費・車両数の削減が期待できます。
コンパクトに収納できるため、仮置き場も省スペース化することが可能です。
まとめ
今回は、タカミヤ次世代足場「IQシステム」の価格や特徴についてご紹介しました。従来の工法を安全面・施工面・管理面から見直した革新的な次世代相場はシェア拡大が予想されています。価格については取り扱いメーカー、販売サイトへの問い合わせが必要ですが、作業効率向上が期待できる次世代足場「IQシステム」の購入・レンタルも考えてみてはどうでしょうか？
