足場台は正式には可搬式作業台といいます。
可搬式作業台とは、主として建築物の天井または内壁面等の仕上げ作業に用いるアルミニウム合金製の作業台のことを指します。
足場台(可搬式作業台)とは?
仮設工業会の仮設機材認定基準では、可搬式作業台とは、作業に十分な面積を有する天板(作業床)と天板を支持する支柱が固定または伸縮できる構造で、天板に達するための踏さん及び折りたたみ金具等からなり、任意の作業場所に容易に持ち込んで移動でき、単独で使用するものであるとされています。
安全に登り降りするための手掛かり棒や天板の補助手すり等のオプション材も充実しているため、脚立足場やウマ足場に比べて安全性、作業性が高く、屋内に限らず、屋外作業でも使用される頻度は高くなっています。
便利な機材ですが、使用方法法を誤ると災害につながるため、正しく使用することで、その機能を最大限活かしていきましょう。
正しい使用方法
足場台の正しい使用方法については以下の通りです。
- 地盤の緩いまたは滑りやすい地盤の上には設置しない。
- 使用開始前に必ず点検を行い、各部位に異常がある場合は使用しない。
- 作業床に手すり材、感知バーなどを取り付ける場合には専用の部材を使用する。
- 連結してステージ状に使用する場合には、専用の連結材を使用し接続金具は確実に取り付ける。連結は特別教育修了者が行う。
- 登り降りする際は、機材側に向いて、手掛かり棒がある機材は手掛かり棒を持ち、ない機材は本体を持って登り降りする。
- 天板上の積載荷重は150kg以下(仮設工業会認定基準)とする。
- その他メーカーの取扱基準を遵守する。
便利な機材ですが、正しく利用し安全に留意しましょう。
アルインコとはどんな会社?
アルインコ株式会社は、ニッチマーケットでトップシェアにを目指し、仮設機材でトップシェアを誇る大阪に本社をもつ会社です。
建設事業は国の発展を支える事業、その重要な役割を担う仮設事業(足場事業)に特化しています。
安全を第一に考え、またその安全とは、今そこにある危険のみならず、作業する人だけではなく周囲の人々をも守ることを考えられた足場機材を開発しています。
仮設機材のリーディングカンパニーとしての確かな技術力をもっています。
また仮設機材の提供だけでなく、仮設リースや施工サービスなどの事業もてがけています。
また近年ではフィットネス用品なども手掛けています。
その原点は1938年に創業された工務店です。長年、足場事業を支え続けてきています。
そして現在では国内だけではなく世界へとシェアを広げています。
世界の作業現場から危険をとりさり、様々な変化に対応していくことを目指している企業です。
アルインコの作業台『マキシムベース/マイティベース』について
マキシムベースとマイティベースはアルミ合金製の伸縮脚をもつアルインコ製の可搬式作業台です。
マキシムベースは西日本仕様、マイティベースは東日本仕様の違いがあります。
どちらも仮設工業会認定合格品です。
堅牢設計がされており、丈夫で堅固な設計となっています。
しかし、それにも関わらず軽量であり持ち運びやすくなっています。
天板の水平保持や簡単なメンテナンス、伸縮脚で段差のある場所でも天板を傾けることなく安定した作業床で作業できます。
価格帯は
Sサイズが7万円〜
Mサイズが10万円〜
Lサイズが11万円〜
です。
マキシムベースのSサイズの製品の特徴と仕様は以下のとおりです。
特徴
安全性と耐久性を徹底的に追求した可搬式作業台。
ブレス材を2段目のに装着しているため、安定性に優れています。
55mmの大型ステップにより安全性が向上しています。(従来品比約38%アップ)
仕様
天板高さ(m):0.73~1.13
手がかり棒:-
最大使用質量(kg):150
天板寸法(mm):1540×500
質量(kg):18.7
手すり
折りたたみ式
脚部伸縮ピッチ:50mm
(社)仮設工業会認定品
アルミ
用途:建築現場での軽天、壁面作業に最適です。
生産国:日本
重量:18.7kg
まとめ
足場台は正式には可搬式作業台といいます。
株式会社アルインコは、ニッチマーケットでトップシェアをポリシーに足場機材のリーディングカンパニーとして業界を支え続けました。
そんなアルインコの足場台は仮設工業会認定品であり、堅牢かつ軽量で、安全と効率を徹底追求したモデルとなっています。