フルハーネス安全帯の着用義務化は、2019年2月1日から既に労働安全衛生法施行令と労働安全衛生規則の一部改正によってすでに施行されています。
2022年1月1日までは経過措置(猶予期間)となっていますが、作業者の安全面を考え、早急な移行が求められます。
フルハーネス安全帯の着用義務化
建設現場においてまだまだ多い労働災害は高所作業時の墜落・転落による事故。
厚生労働省が発表している労働災害発生状況のデータによると、墜落・転落による事故で毎年200名以上の死亡者と20,000人を超える休業4日以上の死傷者が発生しているそうです。
墜落・転落事故による死傷者、そして墜落・転落事故そのものを減らすため、フルハーネス型の安全帯の使用が義務化されることはご存知でしょうか。
1本のベルトで身体を支える胴ベルト型は、落下時に身体にかかる負担が大きく、最悪の場合その衝撃が致命傷となりかねません。
対して、身体の複数箇所にベルトを通しているフルハーネス型は万一の時に身体に与える衝撃が少なく、ランヤードが肩甲骨あたりに取り付けられているため、もし宙吊り状態になった場合でも基本的に足が下になり直立した姿勢となり安全です。
フルハーネス安全帯の着用義務化は、2019年2月1日から既に労働安全衛生法施行令と労働安全衛生規則の一部改正によってすでに施行されています。
2022年1月1日までは経過措置(猶予期間)となっていますが、作業者の安全面を考え、早めにフルハーネス型へと移行していきましょう。
安全帯(ハーネス)を購入できるオススメ通販サイト
ここからはフルハーネス型の安全帯を購入できるオススメ通販サイトをご紹介したいと思います。
モノタロウ
モノタロウは事業者向けの用品を取り扱う通販サイトです。
仮設資材や鳶職の道具なども豊富に取り揃えているため、利用したことがあるという方も多いのではないでしょうか。
「安全帯」で検索してヒットする商品数は2021年6月現在2,541点、その中でフルハーネス型は367点となっています。
(関連の低い商品もヒットしてしまうため、もしお探しのメーカーなどお決まりでしたらキーワードを足すとより絞り込んで検索することができます。)
価格帯は20,000円前後です。
サンコー株式会社
サンコー株式会社は、現場の安全を守るための製品を製造・販売している企業です。
「墜落制止用器具 フルハーネス型」という名称で製品が掲載されています。
14種類もの製品を展開しており、全て新規格である『墜落制止用器具の規格』に対応しています。
各製品ごとにカタログがあり、WEB上で詳細を見ることができるので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
ミドリ安全.com
ミドリ安全.comは、作業服やヘルメット、安全靴をはじめとした現場で使われる用品を多数取り扱う大手製造・販売会社です。
フルハーネス型の安全帯は7種類の製品を取り扱っています。
いずれも新規格に適合しているので安心してお選びいただけます。
まとめ
今回は、鳶職の方向けに、着用が義務化されている安全帯(ハーネス)を購入できるオススメ通販サイトをご紹介いたしました。
いかがでしたでしょうか?
作業者の安全を守るためにも、安全帯へと速やかに移行していきたいですね。
足りない数を買い足す際などにもぜひ参考にしてみてください。