足場に使用する材料や部品などは多種に渡り、なおかつそのメーカーも複数存在します。
お店で説明を受けながら購入できる老舗大手メーカーから、足を運ばなくても配送してくれる通販メーカーなど、購入方法も様々。
大手メーカーの中でも信和株式会社は、この界隈の方なら知らない人は少ないですよね。
信和の主な製品をご紹介!
信和株式会社は、建設用の仮設資材、物流機器の製造や販売を主な事業とし、岐阜県海津市に本社をおく企業です。
「金属加工を通じ、より良い社会の発展に貢献すること」、これが信和株式会社の思いであり、そのために日々挑戦と進化を続けているそう。
高い品質基準をクリアしたものだけを提供し、現場に安心・安全を届けてくれています。
表舞台からはなかなか見えませんが、縁の下の力持ちのような存在で私たちの暮らしに根付き、支えているんですね。
そんな品質に厚い信頼を寄せられる信和株式会社ですが、ここからは足場に使用される主な製品をご紹介していきます。
くさび緊結式足場「シンワキャッチャー」
信和のくさび緊結式足場として人気の高い「シンワキャッチャー」は、製造スタートから30年以上を誇る歴史があり、業界シェアもNo.1です。
先進の技術をもつシンワキャッチャーは、一般社団法人仮設工業会制定の「くさび緊結式足場の組立て及び使用に関する技術基準」を基準に施工が行われています。
安全面と効率性向上を目標とし、新商品の開発、既存品の改良を日々行っているそう。
「シンワキャッチャー」の強度と安全性は抜群です。
足場高さ45mまでは補強なしでも対応可能。
工場内に併設されている試験室で強度試験などが実施されており、安全性を確保するために日々研究されているので安心です。
さらに、キャッチャーの主要部材の表面には、耐食性に優れた溶融亜鉛メッキ処理を施していて、さびに強い仕様になっています。
軽量かつシンプルな形状なので、組立や解体もとても簡単で、現場の人から喜ばれているこちらの足場。
ハンマーを使ってくさびを緊結するだけという仕様のため、クランプの位置決めやボルト締めの作業等の必要もなく、組立時間の短縮に繋がっているのです。
最低2名の作業員がいれば施工が可能です。
時間も労働力も大幅に削減できるので、経営者側の評判も高い製品です。
また、部材点数が少ないためコンパクトに結束でき、現場に運ぶ際の効率もアップ&保管場所も少なくてすむのもありがたいポイントですね。
次世代足場「SPS」
次世代足場SPSは、日本国内最高水準の作業性と驚異の安定性が強みの製品。
一般的な枠組足場の施工に対してSPSは約40%の施工効率向上を実現できると話題です。
また、①ポケットに差し込む②ハンマーで打ち込む、というこの2つのアクションだけで施工可能という仕様のシンプルさも評価が高く、解体時も①ロックをはずす②手摺を叩き上げる、という2工程だけですみます。
さらに、部材を打ち込む回数を従来のくさび式足場と比較して大幅に減少させ、樹脂ハンマーの使用と打込み回数の削減によって作業負担を軽減しています。
樹脂ハンマーを使用することで鉄ハンマーを使用する場合と比べて騒音も軽減されます。
また、打撃ポイントは2重構造になっており、強度をアップすることにより打撃頻度による損耗も軽減されるよう配慮された作りになっています。
次世代足場SPSのPR動画もありますのでご覧ください。
信和の足場は実際どうなの?使用しているユーザーの声
信和の足場を実際に取り入れているユーザーの声をまとめてみました。
業界知名度も高く、独立する前の会社でも使用していたため、独立にあたって信和株式会社の製品を導入しました。創業から30年以上多くの足場現場で実用されていることから信頼できる会社だと思ってはいましたが、導入してみて昔の製品からさらにパワーアップしていて使いやすさを常に追求しているんだなと感じるところや、現場の効率化を一番に考えていることが製品の作りからも読み取れて、ここの製品を頼りにしてよかったなと感じています。(岐阜県 40代 足場会社経営)
わかりやすい構造で扱いやすく、現場としてもとても助かっています。シンプルな作りなのにとても頑丈で、安全機材が充実していることから安心を感じられるポイントも多く、現場でも好評です。何より軽いのが嬉しい。運ぶという業務は避けては通れないので、現場の声を吸い上げてくれてるんだなって感じます。(愛知県 20代 足場職人)
まとめ
信和株式会社の足場は安全性に優れ、なおかつ効率的な性能も日々向上しており、現場や経営者の方それぞれの立場に立ったメリットを提供しています。
実際のユーザーの声も好評で、安心安全なのにシンプルな仕様で取り入れやすさも評価されています。