足場材のシンワキャッチャーなどで知られる信和(シンワ)ですが、実際のところ使い勝手はどうなのでしょうか。
足場材はまとまった量を購入しないと本当の使用感がわからなくて困りますよね。
「購入を考えているけど使用したことがある人の意見を聞いてみたい」という方もいらっしゃると思いますので、会社や製品の評判を調査してみました。
信和(シンワ)とは?
信和キャッチャーなどで知られる信和(シンワ)とは、信和株式会社のことです。
岐阜県海津市に本社を構え、1977年9月に創立されました。
2021年度の連結売上高は160億円に上り、全国に6つの事業所と5つの機材センターを抱えています。
信和(シンワ)が取り扱っている代表的な足場材としては、「信和キャッチャー」と「次世代足場SPS」の2つがありますね。
信和キャッチャーとは、国内トップシェアを誇るくさび緊結式足場のことです。
部材が少なく持ち運びが容易で、ハンマー1本で組立できることが利便性が高く評価されています。
別途補強によって強度を確保できれば、最大で高さ45mまでの設置が可能。
組立に必要な人数が3人→2人に減少し、より効率的な足場設営が出来るようになりました。
そして次世代足場SPSとは、約40%の施工効率を向上できることをウリにしている次世代足場です。
SPSはSilentPowerSystemから来ているそうですが、その名の通り従来の足場と比べて騒音を抑制する工夫がされています。
具体的には、独自の構造によってハンマーの打ち込み回数が削減できるようになっており、金属ハンマーではなく樹脂ハンマーで打ち込むことで騒音が発生しにくいという仕組みです。
信和(シンワ)の足場材のリアルな評判を調査!
信和の足場材の評判について調べた結果をご紹介します。
今回は評判の中でも特に多かった声を抜粋してお伝えしていきますね。
価格が安くホームセンターでも気軽に購入できる
一つ目に多かったのが、入手のしやすさを評価する意見でした。
たしかに、他メーカーの踏板が10,000円のところを信和では4600円前後で販売していたり、特に信和Aタイプは中古もよく出回っているので、安く購入できるのは嬉しいポイントですね。
また、Aタイプに関してはホームセンターなどでも販売されており、DIY目的で購入される人も増えてきました。
安くて丈夫な足場材が気軽に購入できることもあり、多くの人から愛用されているようです。
とても組み立てやすい
次に見られたのは、組み立てやすいという意見です。
従来の足場は組立時に最低でも3人必要でしたが、シンワキャッチャーの登場により2人で組立ができるようになりました。
ハンマー1本さえあれば組立・解体をスムーズに行えるため、当時の人たちにとっては革命的だったようです。
あれよあれよという間に普及し、国内でトップシェアを誇るまでに成長していきました。
そうした背景もあり、「信和じゃなきゃ嫌だ」という熱烈なファンもいるようですね。
軽くて持ち運びしやすい
信和の足場材は軽量で持ち運びがしやすくて助かるという意見もありました。
実際にどれぐらい軽いのか、信和と平和技研が販売している同等製品を比較してみましたよ。
シンワ(支柱):φ48.6X3,600mm 13.1kg
ヘイワ(支柱):φ48.6X3,600mm 13.6kg
シンワ(踏板):250×1800mm 9.7kg
ヘイワ(踏板):250×1800mm 10.1kg
たしかに、信和タイプの方が0.5kgほど軽く設計されているようですね。
何度も繰り返し運び入れることを考えると0.5kgの差は大きいですし、そうした資材の軽さを評価している方も多く見られました。
まとめ
今回は信和(シンワ)の足場材のリアルな評判についてご紹介いたしました。
いかがでしたでしょうか。
信和株式会社のシンワキャッチャーは軽くて持ち運びやすく、組み立てやすいことが評価されているようです。
愛用者も多く、「信和じゃなきゃ嫌だ」というユーザーもいました。
特に信和Aタイプは流通量も多いため価格が安く、ホームセンターでの購入も可能です。
ぜひ参考にしてみてください。