ネットで足場屋について検索していると、知恵袋などで「足場屋の仕事は上司からパワハラを受けやすいの?」といった疑問を投稿している人を見かけることがあります。
これから足場屋で働こうとする人にとっては気になる部分だと思いますから、実際のところどうなのかをお伝えしていきたいと思います。
足場屋は上司からパワハラを受けやすい?実際にあったパワハラ事例4つ
足場屋で働くとパワハラを受けやすいのか?と問われれば、会社によるとしか言えないのですが、他の業界と比べればパワハラを受けやすい業界かもしれません。
ここからは、実際にあったパワハラ事例を4つご紹介します。
前半から後半にかけて徐々にパワハラの事例が悪質になっています。
行きたくない飲み会に強制参加させられる
上司から飲み会などに誘われるのは普通にあることですが、強制参加というのがポイントです。
仮に、その日に外せない予定があったとしても、強制的に連れていかれます。
もしこっそり帰れたとしても、言うことを聞かなかったことで次の日から完全に無視される、1人ではこなせない量の仕事を押し付けられるなど、キツイ仕打ちが待っていることもあるので基本的に断れません。
頭を工具で小突かれる
足場屋の仕事をしている人は元ヤンだった人も多いので、スキンシップが激しめな人も中にはいます。
頭を工具で小突かれたり、軽く肩などを殴られるなどは良くあることです。
ヘルメットをしているとはいえ危ないですし、痛いので辞めてほしいですが、まだ受け流せるレベルのパワハラです。
暴言や過度な要求
この辺りから徐々に激しくなってきます。
職人の世界は実力を認めてもらえるまでは厳しい指導を受けることもあり、時に暴言を吐かれたり、過度な要求をされることがあります。
筆者や知人が経験したものだと、以下のようなことを言われた覚えがあります。
- なんでも言ってくれ→正直に言ったら大激怒される
- 教えてもらってない仕事なのに、「こんなことも出来ないのか!バカ!」と言われる
- 明らかにこなせない仕事量を「明日までにやっておけ」と言われる
足場から落とされそうになる
こちらは命の危険もあるので、正直なところかなり悪質なパワハラかもしれません。
たまに安全帯を付けていない職人を見つけては、こっそりと安全帯を付けておき、わざと落として危険管理の指導をするなんて人もいたらしいですが、結構やばい上司だったのかな?と思わざるを得ませんね。
恐ろしいです。
少々のパワハラには耐える必要がある?
ここまで様々なパワハラ事例をご紹介してきましたが、すべての上司がパワハラをしてくる訳ではありません。
しかし、足場屋は上下関係が厳しく、言葉遣いは荒いですし、小突かれるくらいならよくある事です。
もちろん、最後の方に紹介したようなパワハラは度が過ぎているので、すぐにでも辞めるべきかもしれませんが、道具で小突かれるくらいのことでパワハラだ!と言っていたら、この業界で働き続けていくのは難しいのも事実です。
パワハラに耐えられなくなったら他の足場屋に転職するか、異業種に転職するかのどちらかになりますが、他の足場屋に転職しても似たような環境が待っています。
それなら最初から足場屋は辞めておいた方が後悔せずに済むかもしれません。
働くなら多少のパワハラは覚悟しておきましょう。
まとめ
今回は「足場屋で働くと上司からパワハラを受けやすいのは本当なのか?」についてご紹介いたしました。
いかがでしたでしょうか。
何をパワハラとするかにもよりますが、他の業界よりもパワハラは多いかもしれません。
たとえば、ヘルメットを工具で小突かれる、暴言を吐かれるなどはよくある事です。
そうした軽微なパワハラを許容出来ないのであれば、足場屋の仕事は辞めておいた方が後悔しないと思いますよ。