一口で建設業といっても、現場で職人を使い総監督のようなことをする人、職人として実際に現場施工に携わる人、CADを駆使して図面を仕上げる人など様々な形の仕事があります。一般的に足場職人は図面を書く必要性がありません。
そうした職人は建築施工管理技士と呼ばれる人たちの仕事です。
建築士の資格を取れば、年を重ねて体が動かず、現場施工ができなくなったとしても、建築の別の仕事で食べていくことができます。
くさび足場とは?
くさび足場とは、一定間隔に緊結部を備えた鋼管を支柱とし、手摺や筋交等を支柱の緊結部にくさびで緊結するタイプの足場のことです。
ハンマー1本で簡単に組み立てが出来ることが特徴です。
以前は木造家屋などの低層住宅工事用の足場として多く使用されてきましたが、近年では中層建築工事など、短期間の補修工事に使用されることも増えてきています。
建築施工管理技士の勉強をしよう
くさび足場の図面を書くには付け焼き刃ではなく積み重ねた知識がある程度必要です。
図面を書くために必要な足場の施工に関わる建築施工管理技士の資格を勉強すると図面の書き方も学べ、将来のステップアップにも繋がるのでおすすめです。
建築施工管理技士とは、建築現場での監督を行う人の一人です。
建築施工管理技士は、資格取得の場合、1級は動画教材を利用するなど効率的に勉強しても180時間程度の時間が必要です。
2級も同様に効率的に学習をしたとしても100~150時間ほどは必要だといわれています。
そもそも施工管理技士とは、建設業法で定められた「施工管理技術検定」の1級または2級に合格した者のことを指します。
一般的に現場監督か設計事務所で仕事をしている方が取得するケースが多いです。
中には、知識向上の為に職人さんが施工管理技士を取得することもあります。
建築のエキスパートになるために必要な資格ということですね。
建築施工管理技士を取得するための勉強方法はテキストを購入する、動画講習を受ける、専門学校に通う、などにわかれます。
働きながら資格取得などを目指す方はご自身にあった方法で身につけましょう。
まとめ
一般的に現場監督か設計事務所で仕事をしている方が取得するケースが多い建築施工管理技士。中には、知識向上の為に職人さんが施工管理技士を取得することもあります。
建築のエキスパートになるためには取っておくべき資格です。
図面の書き方などは専門的な知識が必要なので、安易に図面を描くのではなく、しっかりとした知識を身につけ、資格など取得すると良いでしょう。