「現場が増えて忙しくなってきたけど、人が足りない」と人材不足に悩まされている一人親方も多いと思います。
そんな時にぜひ利用したいのが、仕事を探している一人親方を見つけられるウェブサイトです。
「自分たちにとっても忙しい時期なのだから、他の業者も忙しいだろう」とお思いになるかもしれませんが、実際は業者によってそれぞれ。
他の業者にとっては仕事が落ち着いていて、逆に仕事を探していることもあります。
募集サイトを活用することで人手不足から解消される可能性もあるので、気になったサービスがあれば利用を検討してみてくださいね。
一人親方が応援を呼びたいときに活用できるウェブサイト3選
一人親方が応援を呼びたいときに活用できるウェブサイトを3つご紹介いたします。
現状は今回ご紹介する3つのサイトに利用者が集約しているので、使うサービスはこの中から選ばれるのがベストだと思います。
いずれのサイトにおいても、マッチング形式を取っているのが特徴であり、募集者が掲載した工事情報に対して複数の利用者が参加したいことを表明するので、メッセージのやり取り等によって採用候補を絞り込んでいくという流れになります。
しかし、同じマッチングサイトと言ってもそれぞれにサービスの強み・特徴があります。それらの特徴を理解した上で利用するサービスを選びましょう。
1.助太刀
助太刀では「助太刀あんしん払い」というサービスにより、応募者はすぐに、確実に工事代金を受け取ることができます。
なぜなら、助太刀が立て替えて代金を支払ってくれるからです。
一方で、工事を依頼する側にとっては最長翌々月まで支払いを伸ばせるため、利用者と依頼者の双方にとって有益なサービスとなっています。
月額が9,800円かかるものの、ユーザー数が16万事業者と圧倒的に多く、スマホアプリもあるので何かと便利な優良サイトです。
また、応募者も月額1,999円を支払って利用しているので、ある程度ユーザーの質も確保されます。
利用者も多く、特にオススメなサイトです。
2.ツクリンク
ツクリンクを利用する最大のメリットは、会社のホームページ代わりになる自社ページが簡単に作成できることです。
会社の基本情報や施工実績などを登録するだけで作成できます。
まだ自社のホームページを持っていない方には特にオススメですよ。
他にも助太刀と同様に、ツクリンクにも「工事代金あんしん保証」という立て替え払いをしてくれるサービスがあります。
利用は基本無料ですが、メッセージのやりとり無制限のプランが月額1,480円、募集情報が上位に表示されるなど様々な機能が盛り込まれたベーシックプランだと月額20,000円という料金設定になっています。
3.請負市場
他2つのサイトよりは登録事業者は少ないですが、請負市場もおすすめの募集サイトです。
検索条件が「塗装・外壁・屋根工事」や「仮設・鳶工事」といった具合に細かくジャンル分けされており、応募者にとっても仕事を見つけやすいです。
入会金・年会費・マッチング料は基本的に無料です。
請負市場でも有料会員に対してホームページを作成するサービスが提供されていますが、ツクリンクのそれよりも情報量は少なく、最低限の情報に留まっています。
しかし、有料プランが9,800円であることを考慮すれば価格相応と言えますし、必要な情報は記載されているのでホームページとしての役割は果たせるはずです。
応援者募集の活用にはオススメできないサイト
基本的には上記3つのサイトで募集するのが良いと思います。
なぜなら、他のサイトではそもそも募集者・応募者が少なかったり、利用者がいたとしてもそのほとんどが都市圏を活動拠点とする業者だからです。
それに加えて無料で使えるような掲示板形式の募集サイトなどは、活動が活発でないことが多く、内容もごちゃごちゃしていて希望の案件を見つけづらくなっています。
とあるサイトでは「ハウスクリーニング」と「土木作業」の募集が同じ板に掲載されていました。
無料で利用できるものは便利ですが、掲載しても応募者を見つけられなければ意味がありません。
以上の理由から多少お金をかけてでも、今回ご紹介したような良質な募集サイトを利用されることをオススメします。
まとめ
今回は「一人親方が応援を呼びたいときに活用できるウェブサイト」についてご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。
現状では「請負市場・ツクリンク・助太刀」の3つのサービスに利用者が集約されています。
月に数千円〜数万円ほど支払うことにはなりますが、結果的に安定して募集者を集めることに繋がる可能性が高いので、良質なサイトを利用されることをオススメします。