鳶職とは、土木・建築工事の中でも、高い足場の上で建築の組立てなどをする職人のことを指します。
1度は街中で、鉄骨を組み立てて高所で作業をする様子を見たことがあると思いますが、これが鳶職の仕事です。
よく見てみると、重たそうな材料を運んでいたり、時には肩に乗せていたりと筋肉がないとできない仕事のように見受けられますよね。
鳶職になるには筋肉がないとなれず、筋トレをすべきなのでしょうか?
鳶職になるには筋肉が必要?筋トレすべき?
冒頭でもお伝えしたとおり、鳶職は重たい材料を運ぶ体力仕事になります。
そのため、ある程度筋肉がないと仕事がスムーズにいきません。
とはいえ、筋トレをしないと仕事にならないのでしょうか?
仕事柄上、筋トレをせずとも仕事を通じて筋肉はついてくるので、必ずしも筋トレをする必要はありません。
ただ、筋肉がないと重たい材料を運ぶことができないので仕事に支障をきたす場合もあります。
そのため、筋力に自信がない方は筋トレをすることで仕事をスムーズに進めることができるようになります。
鳶職にオススメの筋トレまとめ
筋トレはした方が仕事上良いことがわかりましたが、何から筋トレすべきか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、鳶職の方にオススメしたい筋トレをまとめましたので、ご紹介いたします!
オススメ筋トレ①プランク
プランクとは、腹筋や背筋などを含めた体幹を鍛える筋トレです。
筋トレ初心者の方にとって気軽に始められる筋トレでもあります。
「なぜ腹筋?背筋?体幹?重たい材料を運ぶ腕や、高所を歩くための脚を鍛えるのが先では?」と思う方も多いかもしれませんが、腕や脚は身体の中心である胴体の筋肉(=体幹)も必要となるためです。
- STEP1:床などの平な場所で、肩の真下に手首、股関節の真下に膝が来る位置で四つん這いになる
- STEP2:膝が曲がらず、脚を伸ばせるところまで後ろにスライドし、足首が90度になるようにつま先立ちになる。
- STEP3:頭から脚が一直線になるように、腹筋に力を入れて姿勢キープ、30~60秒を1セットとして1日3セット行う
オススメ筋トレ②サイドプランク
サイドプランクは、プランク同様に体幹を鍛える筋トレですが、特に腹斜筋と呼ばれる脇腹あたりを鍛える筋トレです。
身体を腕と足の側面で支える筋トレでもあるので、腕を鍛えることも可能です。
- STEP1:自身の左側が上になるように横になり、脚は右脚の上に左脚を乗せて揃える
- STEP2:右前腕を床について、右肩の真下に右肘を置く
- STEP3:右前腕で床を押しながら上体を持ち上げ、右前腕と足の側面で身体を支えて30~60秒キープ、反対側である右側を上にしたものと併せてを1セットとし、1日3セット行う
オススメ筋トレ③ヒップリフト
ヒップリフトは、体幹に加えて、腰やお尻などを鍛える筋トレです。
特に、脊柱起立筋と呼ばれる頭蓋骨の下から骨盤までつながる大きな筋肉を筋トレになります。
先程の2つの筋トレが身体の前面・側面を鍛えるのに対し、ヒップリフトは身体の背面を鍛える筋トレになります。
- STEP1:床に対して仰向けになり、膝の間に拳1つが入る程度に広げて両膝を90度に曲げる
- STEP2:腕は、脇の下にオレンジ1個分のスペースが保てる範囲で手のひらを床にし、お尻をゆっくり床から持ち上げて下ろす、これを1回として10~15回を1セットとして、1日3セット行う。
まとめ
今回は、鳶職になるには筋肉が必要なのか、筋トレすべきなのか、そしてオススメの筋トレについて解説いたしました。
いかがでしたでしょうか?
鳶職になるには筋肉が必要なため、筋力に自信のない方は筋トレをおすすめします。
鳶職に必要な体幹を鍛える筋トレを中心に紹介しましたので、ぜひ毎日コツコツと取り組んでくださいね。