2019年の法改正により、規定の高さ以上で業務を行う場合に、フルハーネス型安全帯を着用することが義務化されましたね。
それに伴い、「高さ2m以上の箇所であって作業床を設けることが困難なところにおいて、墜落制止用器具のうちフルハーネス型のものを用いて行う作業に係る業務」に従事する場合は、フルハーネス特別教育を受講しなければならなくなりました。
福岡で「フルハーネス型安全帯(墜落制止用器具)特別教育」を受講できる場所
それではさっそくですが、福岡県でフルハーネス型安全帯(墜落制止用器具)特別教育を受講できる団体を3つご紹介していきます。
1.一般社団法人 福岡経営者労働福祉協会
一般社団法人福岡経営者労働福祉協会では、フルハーネス型墜落制止用器具特別教育をはじめとする安全衛生教育を中心に約30科目の講習会を実施しています。
職長・安全衛生責任者教育や、足場の組立て等作業従事者特別教育などの講習も実施していますので、そちらも必要に応じて受講を検討してみてくださいね。
講習概要
受講料：1名につき9,100円(テキスト代含む)
講習時間：6時間(学科4.5時間、実技1.5時間)
開催場所：博多市民センター
申し込み手順
1.一般社団法人 福岡経営者労働福祉協会の公式サイトにアクセスする。
2.「空席確認WEB申し込みはこちら」と書いてあるバナーをクリックする。
3.ご希望の日程を選び、「受付中」または「残り僅か」と書かれているボタンをクリックする。
4.会員登録が必要なので、まだの方は「利用者登録はこちら(無料)」から会員登録する。
5.WEB申し込みをし、予約完了メールが送られたら手続きは完了。
6.後日メールにて受講票が送られる。
連絡先
福岡経営者労働福祉協会
電話：092-555-5822
2.公益財団法人 福岡県労働基準協会連合会
公益財団法人の福岡県労働基準協会連合会でも、各地区に設置されている支部ごとにフルハーネス特別教育を実施しています。
現状、福岡県内でフルハーネス特別教育を受講できる場所は県庁所在地である福岡市付近に集中していますが、福岡県労働基準協会連合会では福岡県内の幅広いエリアで特別講習を開催しています。
全ての支部でフルハーネス特別教育を開催しているとは限りませんが、近くで開催している団体がなかなか見つからないという方はぜひ一度最寄りの支部を確認してみてください。
講習概要
受講料：10,000〜11,000円程度(会員8,000〜9,000円程度)
講習時間：6時間(学科4.5時間、実技1.5時間)
開催場所：支部によって異なる
申し込み手順
1.受講を希望する支部へ、電話にて空き状況を確認
2.各支部のホームページにフルハーネス型墜落制止用器具特別教育の申請書(PDF)をダウンロードできるページがあるので、ダウンロードする。
3.記入してFAXまたは郵送する。
4.受講料を振込む。
5.申し込み手続き完了。
6.振込確認後、受講日1週間前を目安に受講票が発行される。
3.中央労働災害防止協会 九州安全衛生サービスセンター
中央労働災害防止協会は、開催頻度が他団体と比べて多く、一回あたりの定員も32名とそれなりに多いです。
他団体と比べると受講料が少々高めの設定になっていますが、受講の計画が立てやすいという点からオススメしています。
講習概要
受講料：13,200円(会員11,880円)
講習時間：6時間(学科4.5時間、実技1.5時間)
開催場所：中央労働災害防止協会 九州安全衛生サービスセンター
申し込み手順
1.公式サイトにアクセスする。
2.Web申込み・残席確認のバナーをクリックする。
3.希望する日程のWeb申込みボタンをクリックする。
4.お申込みフォームを記入して送信する。
5.開催日の2週間前までに受講料を指定された口座に振り込む。
6.申し込み手続き完了。
連絡先
中央労働災害防止協会 九州安全衛生サービスセンター
電話：092-437-1664
まとめ
今回は福岡県でフルハーネス型安全帯(墜落制止用器具)特別教育を受講できる団体を3つご紹介いたしました。
いかがでしたでしょうか。
福岡県でフルハーネス特別教育を受講できる場所は福岡市付近に集中していますが、久留米や若松など、福岡市外の地域でも開催している団体がある場合もあります。
今回ご紹介した3つの団体を参考にしつつ、ご自身の事業所付近でも開催している団体がないか確認してみてくださいね。
