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一人親方に物損保険(賠償責任保険)は必要?オススメ物損保険&選び方を紹介

万が一の事態に備えておけるのが保険の良いところですが、その反面毎月の保険料が発生してしまいます。
保険料は何も起こらなければ無駄になってしまうお金なので、月々の支払いがもったいないから物損保険には入っていないという一人親方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、一人親方ならば必ず物損保険(賠償責任保険)に加入しておくべきだと思います。

そこで今回は、一人親方に物損保険が必要な理由や、オススメの物損保険、物損保険の選び方などについてご紹介いたします。

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一人親方に物損保険(賠償責任保険)が必要な理由

一人親方に物損保険が必要な理由は、大企業と違って賠償請求に耐えられるほどの資金を持ち合わせていない場合が多いからです。
建設業では、以下のような様々なタイミングで事故が発生します。

  • 足場から工具を落としてしまった工具が通行人に直撃しケガを負わせてしまった
  • 発注者から借りたクレーン車を壊してしまった
  • 足場が倒壊して隣の家の屋根やカベを破損させてしまった

たとえば、足場から工具を落として通行人にケガをさせてしまい、治療費や慰謝料として200万円請求されてしまったとしましょう。
保険に加入していれば200万円の補償額を保険会社から受け取れますが、保険に加入していなければ全額自己負担になります。
売上が数十億円を超えるような会社であれば200万円程度のお金はポンと出せるかもしれませんが、個人事業主である一人親方にとって200万円は大金です。
生活費が200万円も減ってしまえば一気に生活が苦しくなりますよね。
だからこそ、規模感が小さい事業主さんほど物損保険(賠償責任保険)に加入するべきなのです。

一人親方が物損保険(賠償責任保険)を選ぶ時のポイント

物損保険(賠償責任保険)を選ぶ時のポイントは以下の4つがあります。

  • 保険料よりも「補償の範囲」を重点的に見る
  • 補償額が十分な額かどうか確認する
  • 保険料は無理なく負担できる範囲に収める
  • 補償期間も忘れずチェックしておく

それぞれ解説していきます。

保険料よりも「補償の範囲」を重点的に見る

保険料の金額が安いからという理由で決めてしまうと、せっかく物損保険に入ったのにリスクの高い事故への補償が対象外になっていて意味がなかったという事態に陥りかねません。
物損保険に入ることが重要なのではなく、リスクの高い事故に備えることが重要なので、補償の範囲は必ず確認するようにしてください。

補償額が十分な額かどうか確認する

特に確認したいのが補償額です。
物損保険では補償額の上限が決められている場合がほとんどです。
賠償請求額が補償額の範囲を超えてしまったお金については全額自己負担になってしまいます。
適切な物損保険に加入していれば高額な賠償請求にも迅速に対応することができるため、賠償額がいくらに設定されているかどうかも必ず確認しておきましょう。

保険料は無理なく負担できる範囲に収める

補償の範囲や補償額が物損保険選びの重要なポイントであるものの、やはり保険料も外せないポイントになります。
月々の保険料が補償額に見合った金額に設定されているか、保険料は無理なく払える範囲に収まっているか等は事前に確認しておきましょう。
補償範囲が広く、補償額が大きい保険ほど保険料も高く設定される傾向にあるため判断が難しいですが、最低限リスクが大きい事故への備えがある物損保険に加入したいところですね。

補償期間も忘れずチェックしておく

建設業界では、特定の工事だけ保険に加入するという「スポット保険」も一定の人気があります。
工事のたびに保険への加入手続きを行わなければなりませんが、最低限の保険料で有事に備えることが出来るため、大きい工事だけ付けるといった事業主さんもいらっしゃいます。
一方で、年間契約もつけ忘れが防止できたり、年間の予算が立てやすいといったメリットがあるため、どちらを選ぶかはお好みで決めましょう。

一人親方にオススメな物損保険(賠償責任保険)を3つご紹介!

人によって必要な保険は異なるため、最終的に自分にぴったりな保険を見つけるのは自分自身ですが、選択肢が多すぎても選ぶのが難しいと思います。
そこで今回は一人親方にオススメな物損保険(賠償責任保険)を3つ厳選してご紹介致しますので参考にしてみてください。

AIG損保【事業総合賠償責任保険STARs】

AIG損保が提供している事業総合賠償責任保険STARsでは、人身・物損の両方に備えることが可能です。
関東を中心に展開していますが、全国対応もしているので迅速な対応が期待できます。
補償範囲に自分が依頼した下請けの人も対象に含まれるのもポイントです。
一方で、1事故、保険期間中ごとに補償限度額が設定されていることや、スポット契約が用意されていない点には注意が必要です。

AIG損保【事業総合賠償責任保険STARs】

三井住友海上火災【ビジネスプロテクター(建設業用)】

三井住友海上火災が提供するビジネスプロテクター(建設業用)は、契約がとっても簡単。
見積りは業種・完成工事高・売上高の告知とプランの選択のみで完成します。
ベーシックプランには「さまざまなリスクを1つの保険契約でカバーします」という文言通り、主要なリスクへの補償が含まれていますし、ワイドプランだと受託物損害補償や工事遅延損害補償も付きます。
さらに補償を充実させたい方は、オプションで工事物損害補償や使用者賠償責任補償などを付けることも出来ますよ。

三井住友海上火災【ビジネスプロテクター(建設業用)】

あいおいニッセイ同和損保【タフビズ建設業総合保険】

あいおいニッセイ同和損保が提供しているタフビズ建設業総合保険も、三井住友海上火災のビジネスプロテクター(建設業用)と同様に一つの保険で様々なリスクに対して備えることができます。
こちらもベーシックプランとワイドプランが用意されており、オプションを付けることでさらに保険内容を充実させることも可能です。

あいおいニッセイ同和損保【タフビズ建設業総合保険】

まとめ

今回は一人親方に物損保険が必要な理由や、オススメの物損保険、物損保険の選び方などなどについてご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。
建設工事には様々なリスクが潜んでおり、賠償金額も高額になるケースが多いです。
一人親方にとって物損保険への加入はもはや必須と言えるので、自分にあった保険プランを探すきっかけになれば幸いです。

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