当然と言えば当然かもしれませんが、足場材は作業用の足場を組み上げるためのもの。
強度が保てなくなったり、必要がなくなれば処分することになるでしょう。
しかし、足場としては使わなくなってしまったような使い古した足場材であっても、他の場所ではまだまだ再利用することも可能かもしれません!
足場材の再利用方法について徹底解説!使い古した足場材を床材にできるの?
使い古した足場材は様々な方法で再利用することが可能です。
たとえば床材としての再利用もできます。
足場材を床材として再利用する事例の中でも、とりわけ人気が高いのは「使い古された木製の足場板」でしょうか。
基本的に新品の木材は木目が整っていて色も明るく、元気でハツラツとした印象が強いです。
多くの人は車でも、お家でも、新しいものを好む傾向にありますから、一般受けするのはやはり新品の木材でしょう。
しかし、中にはアンティーク調で年代を感じさせるような、使い古された木材を好んで取り入れられる方もみえます。
そうした需要に応えるように、現在ではオンライン上を中心に、実際に現場でも使われていた使い古しの足場材が床材として販売されていて、購入することも出来ます。
“使い古された”と聞くと少し汚れたイメージを思い浮かべることもあるでしょうが、その点は安心。
しっかりとしたお店であれば徹底した洗浄作業を行っていたり、表面を削ったりすることで使い古された良さを残しながらも、美品に仕上げたうえで販売しています。
中には塗装工事中に付着したペンキがそのまま残されているようなマニアックな商品も取引されており、頻繁に在庫切れを起こしていることからも一部の人からは根強い人気があることが伺えます。
床材以外に足場材はどのように再利用されているのか?
ここまで使い古された足場材(木製足場板)は床材として再利用されることがあることをお伝えしてきました。
その中で、「床材以外だとどのような再利用方法があるのか」という疑問が浮かんだ方もいらっしゃると思います。
結論から申し上げると、床材以外にも使い古された足場材の再利用方法はあります!
たとえば以下のような再利用方法が挙げられます。
- 家具の製作
- 構造物の作成
- ガーデニング
それぞれ具体例を挙げましょう。
家具の製作
家具の製作は使い古された足場材の再利用方法の中でも、最も多いパターンの一つとして挙げられます。
使い古された木製の足場板を大胆に使った、テーブル、ベンチ、棚などは代表的な活用例ですね。
他にも、単管パイプやジョイントを組み合わせてタイヤを収納するラックを作ったり、壁に単管パイプとジョイントを組み合わせて丈夫なラックを作ることも可能でしょう。
アイデア次第で、足場材から実にさまざまな家具を製作することができます。
構造物の作成
他の再利用方法としては、構造物の作成に使い古された足場材を使う方法が考えられます。
こちらも使い古された足場板や単管パイプ等を組み合わせて、パーゴラやアーチなどを製作することができるでしょう。
元はと言えば足場材自体が足場という構造物を組み上げるための部材なので、構造物の作成は得意分野とも言えますね。
使い古されていても、強度に問題がなければ十分に活躍してくれます。
ガーデニング
使い古された足場材と意外にも相性が良いのが、ガーデニングです。
プランターや架台、つたを這わせるトレリスなどを作成することができるでしょう。
ピカピカとした新品の木材でもそれはそれで良いお庭に仕上げることは可能ですが、やはり自然との調和という意味では、使い古された木材の方が空間としてのまとまりがよくなりますね。
まとめ
今回は足場材の再利用方法について徹底解説いたしました。
いかがでしたでしょうか。
使い古した足場材でも、木製の足場板や単管パイプなどを中心に、まだまだ別のモノと組み合わせて再利用することは可能かもしれません。
家具や床材などのインテリアに取り入れるのも一つですし、ガーデニングのプランターや架台などに変身させることもできるでしょう。
アイデア次第でまだまだ使い道があるかもしれませんので、ぜひお世話になった足場材の再利用方法を考えてみてください!