古い家の間取りや内装を大胆に改造するリノベーション。
リノベーションというと、真新しい素敵なお部屋に変身させるイメージが強いかもしれませんが、最近はあえてヴィンテージなど古風の内装に仕上げるスタイルが人気です。
テレビや雑誌などで見かけて挑戦してみたいと思われた方も多いのではないでしょうか?
そんなあなたにオススメな建材が「足場板」です。
工事現場などで使い込まれたことによる古い木材の風合いはもちろん、飛び散ったペンキもちょっとしたアクセントになります。足場板にはいろんな活用の仕方があるので、ぜひ自分がチャレンジしてみたいものを見つけてみましょう!
足場板を活用したリノベーション事例3選!
足場板を活用したリノベーション事例を3つご紹介いたします。
足場板を使用した迫力のあるドア
大胆にも、足場板をほとんどカットせずに組み合わせて作り上げたドアは非常に存在感があります。
画像にある足場板のドアは、似たような色味の足場板を組み合わせて統一感を出しています。
それはそれで美しいのですが、使い古された古材の足場板の中には、シルバーがかったものや、ペンキが無造作に飛び散っているものもあります。
それらを上手く組み合わせれば、さらに味わい深い1枚に仕上がりますよ。
アクセントウォールでお部屋にちょっとだけ重厚感をプラス
足場板を壁に貼ることでお部屋全体にも深みがでます。使い古した足場板のアクセントウォールが重厚感や温かみをもたらすのです。シンプルで味気ないお部屋でも自然と雰囲気が出て、いまある家具やインテリアの良さも引き立ちます。
画像のように壁の足場板に棚を取り付けて、収納兼ディスプレイとして活用すると空いたスペースを有効活用しつつ、見栄えを良くすることもできますよ。
床に敷き詰めるだけでおしゃれに
こちらは賃貸のお部屋をリノベーションした事例なのですが、床に足場板を敷き詰めただけでこれだけの変化が生まれました。
床や壁はお部屋の印象の大部分を決定づける要素なので、そこに味わい深い足場板を貼り付けることで、お手軽にお部屋をグレードアップすることができます。
塗料缶の直置きによって付いた鉄錆の跡や、日焼けのムラなど。
一枚一枚にこうしたものがランダムに残されているのが足場板の魅力のひとつです。シンプルながらも、とっても素敵に仕上がっています。
足場板を使うとこんなにお部屋がおしゃれに変化♪
足場板は良くも悪くも使い古された木材であり、一枚一枚の色合いも違えば、付着しているシミやペンキ、キズの大きさが同じモノは一枚としてありません。
しかし、それこそが古材の足場板の醍醐味です。
使い始めた頃はシルバーグレーだった足場板も、経年変化によって色味が変わっていきます。
いつまでも飽きることなく、変化を楽しむことができるのです。
お好みでドライフラワーや観葉植物などを緑色のものを飾れば、より足場板の良さが引き立ちます。
たくさんの魅力が詰まった足場板を、お部屋の一部に取り入れてみてくださいね。
まとめ
今回は足場板を活用したリノベーション事例を3つご紹介いたしました。
いかがでしたでしょうか。
お部屋の印象を大きく変えたい場合は、お部屋の面積の大部分を占める「壁」や「床」を足場板でお洒落にカバーするのがおすすめです。
また、アクセントウォールとしてあえてピンポイントで活用しても、シンプルなお部屋の良さが更に引き立つのでぜひチャレンジしてみてください。お好みでドライフラワーや観葉植物を飾れば、さらにお洒落で華やかなお部屋に仕上がりますよ!