足場板は3~5年ほどで現場の現役資材としての役目を終え、その後は廃材となっていましたが、使用感が懐古的で味があると人気が高まり、DIYを楽しむ人や、店の雰囲気を落ち着いたものにするために内装・インテリア素材として取り入れる建築業者も増加しています。
中古の足場板専門店では、オールドアメリカン風の仕上がりが好評で、何色もペンキが飛び散っているような板も廃材ではなくれっきとした商品として扱われ、最近では無料で足場板を手に入れるのは難しくなってしまいました。
足場板を無料で手に入れる方法①中古品の譲渡・販売サイトを利用する
現在譲渡品情報を提供しているサイト・アプリは「ジモティー」しか存在しません。
このサイトは個人間のやり取りがメインで、不要になったものを出品しています。
足場板のように大きいと引き取りに行くのが条件になる場合が大半です。
出品されているほとんどのものが個人所有の品なので足場板は必ず見つかるとは言えず、かなり長期間腰を据えて待つことにはなりますが、無料で入手できる可能性が一番高いサイトです。
足場板を無料で手に入れる方法②製材所に相談する
足場板に加工する過程でヒビや節が抜けて規格ハズレ品が出る場合があります。
無料で譲ってもらえる確率はかなり低いのですが、足を運んでみるとよいでしょう。
使用感を求める人には物足りなく感じられるかもしれませんが、なんといっても新品ですから料理など口に入れるものを置くテーブル・棚への加工に安心して使えるのがよい点です。
足場板を無料で手に入れる方法③仮設足場の工務店に相談する
中古足場板の需要が上り調子で、中古足場板専門業者が廃棄にする足場板の買い取り契約を結ぶために各所の工務店に対して交渉活動を活発化させていますし、HPページを作って自社で使用していた足場板の通販を開始する工務店も出始めているため確実ではないのですが、1枚か2枚なら譲ってもらえることがあります。
①、②よりも若干ですが可能性があるでしょう。
行った時にちょうど廃棄を考えている中古足場板があれば①よりも早く入手できます。
足場板を無料で手に入れる方法④中古足場専門業者に相談する
専門業者は大手仮設足場会社から一括で大量に買い取ることが多いので、中には販売できる範疇を超えた足場板も含まれています。
端材として加工して販売する会社もありますが「足場板」の状態でのみ取り扱いをしているのであれば、廃棄処分にしないとも限りませんので、直接店に行って相談してみるとよいでしょう。
中古足場板を扱っている店は「足場板 古材 販売 〇〇県」といったキーワードで検索すると地域内の最寄り販売店を探せます。
店舗や業者に無料提供を受けた足場板は購入しているわけではないためカットや配送をお願いできません。
軽トラックなど搬送手段は自分で調達して下さいね。
まとめ
今回は足場板を無料で手に入れる方法をご紹介しました。
近年、足場板は中古になってからの価値を見出され「廃材」ではなく「商品」へと生まれ変わっていますので、無料で手に入れるのが非常に難しくなっています。
無料で足場板を手に入れたい場合は時間がかかってもジモティー等で譲渡希望者を見つけるのが理想的です。
しかし、なるべく早く欲しいということであれば、確実とは言えませんが上記に紹介した方法で探してみるとよいでしょう。