足場職人であれば、現場で必ず必要となる足場板。
足場板は高所での作業に必要なため、足場板の特徴や素材、メーカーについて深く知っておくと、現場に応じて足場板を変更したり、安く手に入るルートを見つけやすかったりとメリットがあります。
足場板の有名メーカー5選！各社の特徴についても解説
今回は、足場板の有名メーカー5選と題し、各社の製品や特徴についてご紹介していきたいと思います。
アルインコ「伸縮式足場板」
伸縮式足場板は、アルインコが製造する足場板です。
伸縮式足場板は、名のとおり伸縮するため作業スペースに合わせて30mmピッチでの調節が可能です。
また、アルミ製でかかえやすい側面フレームのため、持ち運びの負担が少ないのが特徴です。
その他、他のメーカーには見られない特徴としては、傷つき防止のクッションカバーや両面には滑り止めラバーが装着されている点です。
安全に配慮した足場板をお探しの方にはおすすめのメーカーになります。
長谷川工業株式会社「スライドステージ」
スライドステージは、足場板のパイオニア的存在の長谷川工業株式会社の足場板です。
足場伸縮ロック機構がついているので持ち運ぶ際にかさばらないのが大きな特徴です。
また、板面が水や異物が溜まりにくいスノコ状になっており、水はけがよいので雨が降った日でも水滴が乾きやすいことも特徴として挙げられます。
ピカコーポレイション「伸縮足場板」
伸縮足場板は、アルミ製品のを主に取扱うピカコーポレイションの足場板です。
アルミ製の足場板のため、とにかく軽量なことが1番の特徴です。
足場板を運搬する際はどうしても重量がネックとなりがちですが、非常に軽いだけでなく強度もあるので職人さんからは人気の声が高い足場板です。
また、価格も他のメーカーと比較するとネットショッピングだと安価に手に入れることができます。
光洋機械産業「Iqシステム（アイキューシステム）」
Iqシステムは、光洋機械産業の足場板で、別名「次世代足場」と呼ばれています。
その異名の理由は、階高1,900㎜で作業支柱間隔1,107㎜なので、ゆとりのある作業空間を実現することができ、段差や隙間もないので安全に作業ができるためです。
従来の階高は1,700㎜のことが多く、身長の高い職人さんは腰をかがめて作業するなど身体的負担がありましたがIqシステムではほとんどの方がかがまずに通行ができるのが大きな特徴です。
また、組み上げ段数も階高1,900㎜あることで通常よりも1段少なく済むなど省力化にもつながります。
とても画期的な足場板として現在注目を集めています。
大久保製材「杉足場板」
大久保製材が製造している杉足場板も有名です。
国産の杉を使用した足場板で、問屋を通さずに木材を購入しており、小ロットやメーカーから現場への直送も対応しているので、安価かつ柔軟な対応を実現してくれます。
杉を使用しているので、耐久性が心配に思われる方も多いですが、木口割れの防止に「波歯型鋼板釘」を使用し、雨が多い土地で育った杉を使用しているので雨にも強い足場板です。
まとめ
今回は、足場板の有名メーカー5選と題して、各社の特徴についても解説していきました。いかがでしたでしょうか。
メーカーそれぞれの特徴がありましたが、使ってみたい足場板があればぜひ問い合わせてみてくださいね！
