足場屋の仕事は肉体を酷使するハードワークですから、長く働き続けるためには筋トレが必須です。
なぜなら、ケガをするリスクが減らせますし、仕事も早くなって出来る仕事の幅も広がるからです。
筋肉を付けると仕事が早くなる理由
筋肉を付けると仕事が早くなる理由は3つあります。
1つ目が、1度に運べる量が増えることです。
1度に運べる量が増えれば、資材置き場から指示された場所に足場材を運ぶために行き来する回数が減ります。何回も往復する必要がなくなるので、仕事が早く終わるのです。
2つ目が、体力がつくことです。
筋肉が限界を迎えてしまうと、その時点でスタミナが尽きてしまい、仕事になりません。
もし、2人1組で作業をやっていた時にどちらかが動けなくなってしまえば、その相方にペースを合わさざるを得なくなります。
足場屋の仕事は瞬間的な力強さよりも、持続的に力を発揮出来ることの方が重要なのです。
そして3つ目が、ケガをしにくくなることです。
力がないときは100%、時には120%ぐらいの力を出さないと資材を運べません。
そうして無茶ばかりしていると体に負担が掛かり続け、やがて限界を超えてしまいますよね。
しかし、筋肉を付けていけば、以前は100%の力が必要だった作業が80%の力で出来るようになります。
無茶をしてケガをするリスクも大幅に減らせるのです。
足場屋の仕事はほとんどの作業で一定以上の力が必要になるので、長時間安定したパフォーマンスを発揮することが求められます。
足場屋にオススメの筋トレ
BIG3と呼ばれる大きな筋肉を鍛えるのがおすすめです。
ジムに通う予定があるならば、BIG3を鍛えるにはベンチプレス・デッドリフト・バーベルスクワットの3種目に取り組めば大丈夫です。
しかし、なかなかジムに通う時間やお金がないという方や、近くにジムがないという方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、自宅でも取り組めるトレーニング種目を紹介します。
BIG3を鍛えるためにぜひ取り組みたい種目は以下の3つです。
- スクワット
- 腕立て
- 懸垂
「腕立て」はベンチプレスの代わりに、「スクワット」はバーベルスクワットの代わりに、「懸垂」はデッドリフトの代わりに行います。
ただし、自宅でトレーニングでする場合、器具なしで背筋を鍛えることが難しいので、多少の初期投資は必要になります。
具体的には、懸垂マシンまたはダンベルを購入する必要があります。
可変式ダンベルは2〜4万円程度してしまうので、1万円前後で購入できる懸垂マシンがオススメです。
もし、近くの公園に大きめの鉄棒があれば、それでトレーニングするのも良いと思います。
筋肉は休ませることも大事!
筋トレで筋肉を破壊した状態で48時間ほど筋肉を休ませることで、筋肉はより発達します。
これを超回復と言います。
ただし、筋肉が破壊された状態で負荷を与え続けるとケガをしてしまい、逆に筋力が落ちてしまいます。
筋肉を鍛えるために筋トレをするのは大事ですが、やり過ぎに注意しましょう。
まとめ
今回は「筋肉を付けると仕事が早くなる理由」と「オススメの筋トレ」についてご紹介いたしました。
いかがでしたでしょうか。
筋トレをして筋肉を付けることで、ケガを防ぎやすくなりますし、仕事の効率もグンと高まります。
BIG3と呼ばれる大きな筋肉を鍛えましょう!
ただし、やり過ぎには注意してくださいね。