高所の作業には事故がつきもの、という時代からの脱却を目指す建設業界では、今日までに様々な製品が開発され、環境の整備や安全管理が進められてきました。
建設現場における作業台もそのうちのひとつです。
足場材「アンドロメダ500」とは?
「アンドロメダ500」とは、安全・軽量・コンパクトな次世代型の作業台として今大注目の機材です。
脚立を使用することの多かった建設業会では、左右に身を乗り出すことによる作業中の転倒や踏み外しなど、多くの危険を伴う機材でした。
そんな中、安全性が確保された作業台の需要が非常に高まってきています。
アンドロメダ500は、高い安全性を確保することだけでなく、作業前の運搬や設置についても配慮して設計された、現場の作業員に優しい作業台です。
補助手すりと広い天板を備えており、高所であっても安全性を保った上で作業が可能になるため、需要がより高まっています。
組み立てをする際に、全く工具を必要としないうえ、一人でも移動させるほどの軽量化に成功しています。
また、コンパクトに折り畳むことができるため、狭い通路やエレベーターでも搬入出が可能となりました。
全部で3種類(Lc、LL、SLL)の規格がありますので、用途や使用する現場に合ったものを使用します。
規格は以下の通りです。
天板幅(mm)
(組み立て時) 500 500 500
(折りたたみ時) 925 1074 1150
天板長(mm)
(組み立て時) 634 634 634
(折りたたみ時) 1415 1790 2310
天板高(mm)
(組み立て時) 1548-1948 2122-2522 3100-3500
(折りたたみ時) 370 370 368
重量(kg) 29 35 47
許容荷重 150 150 150
足場材「アンドロメダ500」の特徴は?
次に足場材「アンドロメダ500」の特徴についてご紹介したいと思います。
特徴①安全性
アンドロメダ500は、安全性を高めるために補助手すりを搭載しています。
簡単に組み立て、収納ができるうえ、高い安全性を用意に確保できる補助手すりの存在感は抜群です。
また、安全に作業を終えることができるよう、500mm×634mmの丈夫な作業板も搭載されています。
さらに、ステンレス製で長寿命な点や、ロック機構がハッキリと目視できる造りになっているため、安全性を可視化できるのも良いですね。
高所での作業でも安心感を感じさせてくれるため、建設現場には持ってこいの製品です。
特徴②機能性
3種類の規格があることを先述しましたが、全てのサイズにおいてコンパクトに折りたたむことが可能になっています。
折りたたんだ状態で自立する設計ですので、収納の際に非常に便利な構造となっています。
また、軽量であるため、組み立てた後そのままの状態で移動させることが可能です。
少しだけ動かしたいことの多い作業台。
非常に使い勝手が良いのではないでしょうか。
搬入出の際の利便性だけでなく、現場までの運搬の際にも場所を取らず運びやすいため、無駄なスペースを使わないことも大きなメリットでしょう。
足場材「アンドロメダ500」の相場価格は?
アンドロメダ500には3種類の規格があるため、サイズによって違う価格が設定されていると考えられます。
2020年8月現在、アンドロメダ500の正確な価格を表示しているサイトが無く、確かな情報をキャッチすることはできませんでした。
販売している会社や販売店に連絡し、直接確認することをオススメします。
中古品やレンタル品についても同様に情報がありませんので購入を検討される際は問い合わせてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は「アンドロメダ500」と呼ばれる足場材(作業台)の相場価格や特徴についてご紹介しました。安全性と機能性を兼ね備えたアンドロメダ500を使用し、高所作業の危険を少しでも回避できると良いですね。