こんにちは。足場工事マガジン編集部です。
おかげさまで8月1日、足場ベストパートナーは2周年を迎えました。
今回は当日に都内で開催された足場ベストパートナー2周年設立記念パーティーの模様をレポートします。
和気あいあいの大名刺交換会からスタート
伊藤社長の開会の挨拶に続き、大名刺交換会が行われました。伊藤社長の「参加者全員が繋がってほしい」という想いで、全参加者が名刺交換を行いました。
列のあちこちで笑い声が飛び交い、力強い握手が交わされました。「全国の足場工事会社の横の良い繋がりを創る」という足場ベストパートナーの理念が感じられる瞬間でした。
青年部部長である株式会社山上建設の山上社長が乾杯の音頭をとりました。
(山上社長には以前、足場工事マガジンでインタビューを行っています。
【インタビュー】「私たちの力で足場工事業界の夢を現実に!」株式会社山上建設・山上社長 )
協賛企業様によるスペシャル講演
メイン企画であるスペシャル講演では、協賛企業様3社の代表によるプレゼンテーションが行われました。
株式会社塗装ベストパートナー・古住社長「足場×塗装で職人の業界を輝かせたい」
古住社長:塗装ベストパートナーでは「塗装業界を明るくしたい」という想いから、塗装会社の経営支援を行っています。営業ノウハウの支援や技術支援まで行います。職人時代から現在まで培った私のノウハウを、会員さんへそのままお渡ししています。20代の社長さんが入会半年で1,300万円を受注したという実績も出ています。
塗装業界では下請けの会社は経営が厳しく、社長自身が現場に出ないと社員を養っていけない会社も少なくありません。私も5年ほど前まではそのような状況で苦しんでいました。そこからインターネットでの集客方法やプレゼンのノウハウなどを勉強してゆき、毎年少しずつ状況が良くなりました。下請けの塗装会社さんには、数人で運営して年商3,000万円前後の会社さんが多いです。そこから年商1億円を目指すビジネスモデルを、私自身の成功体験からお伝えしています。経験を精査して、成功したことだけを実践していけば早いですよね。
伊藤社長とは法人向けのテレアポ代行を依頼したのが出会いでした。足場ベストパートナーの話を聞く中で、塗装業やリフォーム業への事業展開を視野に入れている足場工事会社さんが増えていることを知りました。伊藤社長の想いに賛同し、それなら私も力を貸せると思いました。足場ベストパートナーと組んだら面白いのではないかと思い、今年の3月に塗装ベストパートナーを設立しました。
古住社長:足場工事業界のスタンダードが足場ベストパートナーで生まれて、質の高いサービスにお客様が喜び、業界の地位が高まる。そういった余裕のある社長さんたちが塗装ベストパートナーに関わっていただけたら、きっと良い塗装工事もしてくださると思っています。足場と塗装が組むことによって、相乗効果でお互いが良くなります。足場工事会社さんが質の高い塗装工事を手がけていたら、それに刺激を受けて塗装会社さんたちにも火が付くはずです。
職人の業界は輝いていなければいけません。そのためには社長自身が輝いていなければいけないのです。足場ベストパートナーの会員さんには優秀で気持ちのいい社長さん達が多いので、今後もブレずにそのネットワークを強くしていってほしいと思っています。
当社では塗装工事から屋根の張り替えまで幅広く手がけています。塗装業やリフォーム業への事業展開をお考えの足場工事会社の社長さんはご支援させていただきます。また、塗装会社のマーケットが伸びれば足場工事も増えるという相乗効果もあります。塗装会社をお探しの方がいらっしゃいましたら、是非ご紹介下さい。全国対応していますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
コールフォース株式会社・大西部長「零細企業のチャレンジをベンチャーならではの手法で応援」
大西部長:コールフォースは横浜市に本社を置く今年8期目のベンチャー企業です。電話営業代行から事業をスタートし、拡大していく中で採用費や通信費などのコストの壁に突き当たりました。そこで内製化を図り、自分たちの商品にしてしまおうと様々なサービスを開発したのが当社です。
私たち自身が零細企業としてスタートしたこともあり、中小企業の方々を支援したいという想いがあります。企業の電話営業や電話マーケティング、受電まで、全てを一括でお任せいただけます。パソコンのアプリ開発や採用支援事業、通信事業まで幅広く手がけています。
足場工事会社の職人の方々は現場に出ることが仕事ですが、それでも法人であれば事務所の電話に出なければなりません。それを解決できるのが当社のサービスです。コストで悩んでいらっしゃる社長さんへ、悩みを解決する一つのツールとして、利益の貢献をしています。
足場ベストパートナーを最初に知った時、面白いと思いました。今までにない取り組みだと思いますし、独立支援を深いところまで行っている会社さんはあまりありません。伊藤社長の考えに賛同して協賛させていただいています。私たちのような協賛企業を集めてまで会員の足場工事会社さんをサポートしていこうと、そこまでやっているのはすごいことです。本気だなと感じました。
私たちもチャレンジと失敗を繰り返して成長してきた企業なので、足場ベストパートナーにはチャレンジしたい社長さんたちを受け入れていっていただきたいと思っています。零細企業であっても分け隔てなく是非支援していっていただきたいです。私たちも支援します。チャレンジしたい社長さんを支援する足場ベストパートナーのような会社が1つでもあれば、日本はもっと良くなるはずです。足場工事会社さんが日本を盛り上げていくことを願っています。
当社はベンチャー企業ならではのコスト削減などの手法をご提供できます。足場工事会社さんの抱えているお悩みを是非聞かせていただきたいです。どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
セールスリンク株式会社・長岡社長「“前払いできるくん”でコストをかけずに業績を爆上げ」
長岡社長:セールスリンクは設立3期目の営業代行の会社です。良いサービスや商材を販売するスタートアップ企業様の営業支援をしたいという想いから設立しました。現在は営業代行の中でも、働いた分の給料を好きな時に受け取れるサービス「前払いできるくん」を主に取り扱っています。「前払いできるくん」はコストを一切かけず簡単に、職人さんや一人親方さんの業務活用を行ったり、従業員さんの給料を日払いや週払いにできるサービスです。
躍進のきっかけとなったのは運送業界で、建設業界への導入はこれからです。運送業界で120社に導入いただいた結果、各社の業績は1年前に比べて軒並み2倍〜3倍に飛躍しました。サービス開始からたった1年で毎月6億円の前払いをご利用いただいています。運送業界と建設業界は構造が似ており、元請け・下請け・孫請けという構造上、最終的な報酬を受け取れるのがどうしても遅くなってしまいます。「前払いできるくん」により、それを早めることができます。
足場ベストパートナーと連携し、足場工事会社の皆様のお役にも立てると思っています。当社のポリシーは、顧客の事業拡大にいかに貢献できるかということです。サービスの導入により事業拡大でき、利益が出るか、結果を作れるかどうかを一番大切にしています。
「前払いできるくん」の導入により、求人の応募率が非常に上がります。 今まで1人しか採用できなかったところが、10〜20人採用できるようになった事例もあります。外国人の雇用増加や若者の働き方の変化により、求職者のニーズは多様化しています。企業側に負担をかけずに新しい価値観へ対応できるサービスとして、注目いただいています。
足場ベストパートナーへは事業としてではなく、伊藤社長の魅力的なお人柄に惹かれて協賛しています。伊藤社長のような方が業界を革新し、より良く豊かにしていくのだろうなと思っています。私は足場ベストパートナーの会員さんが豊かになるということに、どう貢献できるかということしか考えていません。企業様のご負担なしで、業績を爆発的に上げるためのご支援をさせていただきたいと思っています。是非お気軽にお問い合わせ下さい。
続いて、OneWorld税理士法人の小野代表からご挨拶をいただきました。
小野代表:税理士として伊藤社長と一緒に全国の足場工事会社様を回っています。財務で困っている足場工事会社様は多いと思います。是非お気軽にご相談下さい。
足場ベストパートナー第3期の運営方針
最後に伊藤社長から、足場ベストパートナー第2期の取り組みと第3期の運営方針が発表されました。
「足場工事業界の未来を共に創る!」全てはこの理念から
おかげさまで足場ベストパートナーは設立3年目を迎えました。会員の皆様に改めて感謝いたします。足場工事は建築や建設をするにあたって必要な業界にも関わらず、足場工事会社に特化して支援する企業は今までありませんでした。業界を知る中で、足場工事業界は他の業界に比べて横の良い繋がりがないことに気付きました。それなら私たちで創っていこうと、2017年に足場ベストパートナーを設立させていただきました。
目指すは全国350社!足場工事会社の横の良い繋がりを創る
現在の会員数は180社、優良会員数は99社になりました。私たちは必ずご入会前に面談の機会を設けています。しっかり対面で向き合ってお互いの想いをお話しすることで、志の高い会員を集めています。
第3期は全国に会員350社、優良会員200社を目指します。全国の各地方に支部を置き、3ヶ月に1回の支部ごとの集まりを開催します。また、各都道府県に核となる足場工事会社さんを置き、地域の成功事例を共有していただきながら横の良い繋がりを強化していきます。30歳以下の社長さんの集まりである青年部にも力を入れ、業界の未来を担う人財を輩出していきます。
業界に必要なサービスを協賛企業様と開発
協賛企業様とコラボし、足場工事業界にあったらいいなというサービスを創り出します。第1弾として、業務を効率化する「足場PAD」を開発しました。新規事業への参入や職人の終身雇用を可能にする、足場工事会社に特化した「M&Aサービス」も提供しています。また、売上拡大や職人の採用と定着化を実現するために、足場資材メーカー様との業務提携も行っています。
元請け会社様も職人さんも足場ベストパートナーへ
元請け会社様から足場ベストパートナーへ工事依頼が来る仕組みづくりを行います。「経営戦略の一環として足場ベストパートナーに良い足場工事会社を選んでほしい」というご依頼を既にいただいています。ホームページやFacebook、ダイレクトメール、テレアポなどを介して足場ベストパートナーへ直接入る施行依頼は、優良施行企業を優先的にご紹介します。
また、職人さんが集まる仕組みづくりも行います。求職中の職人さんから足場ベストパートナーへご連絡いただければ、求人中の優良施行企業をご紹介します。
「足場工事マガジン」で業界のリアルな最新情報をお届け
全国の足場工事会社を繋ぐメディアとして、日本初の足場工事情報サイト「足場工事マガジン」を運営しています。足場工事業界で今まさに起こっているリアルな情報をいち早くお届けしています。業界の教科書の役割をするのが「足場工事マガジン」です。
「足場工事マガジン」を読んだ元請け会社さんから施行依頼をいただいたり、業界の魅力を伝えることにより新たな人財確保に繋げたりと、様々な形で業界の活性化に寄与します。
第3期も会員の皆様と共に切磋琢磨しながら、未来の足場工事業界の新しい基準を私たち足場ベストパートナーで創っていきましょう!
(詳しくはこちらの記事もご参照下さい。
【インタビュー】「足場工事業界の未来を共に創る!」伊藤社長が語る、足場ベストパートナー3期目のビジョン。)
写真撮影の後にバースデーケーキが登場し、伊藤社長の誕生日をお祝いしました。伊藤社長が会員の皆様から立場の分け隔てなく愛されている様子が伝わります!皆様の笑顔と歓声に溢れ、2周年記念パーティーにふさわしい締めくくりとなりました。
会員企業に聞く!足場ベストパートナーはどのような団体?
足場ベストパートナーの活動について、参加者の会員3名にインタビューを行いました。
「全国の社長さんと繋がりができました」株式会社箕輪架設・箕輪社長(茨城県)
ー足場ベストパートナーへ参加して変わったことはありますか?
箕輪社長:いろんな足場工事会社の社長さんとのお付き合いが拡がりましたね。今までは地元の茨城県のみの繋がりで、仕事で接点があってのお付き合いくらいしかありませんでした。足場ベストパートナーへ参加したことで、他の地域の社長さんとも繋がりができました。一緒に仕事をしたことがない方たちでも話が合いますし、刺激をいただいています。
ー全国の社長さんと話をして感じたことはありますか?
箕輪社長:私もそうですが、社長さんによってそれぞれいろんなやり方があるので、良いなと思った取り組みは自社に取り入れさせていただいています。
「会員さんとのネットワークで助かっています」株式会社鉄屋・田村社長、杉山部長(静岡県)
ー足場ベストパートナーへ参加して変わったことはありますか?
田村社長:いろんな同業の方と知り合えて情報交換がすごく盛んになりました。地元ではもともと繋がりのある会社さんもあるのですが、全く繋がりのない会社さんとはどうしても敬遠し合う雰囲気がありました。他社さんの動向はいろんな面で気になっていたのですが、足場ベストパートナーで様々な会社さんとお付き合いをさせていただくようになって、「気にしても仕方ないな」と逆に気にならなくなりましたね。
ー足場ベストパートナーへ入会してどんなメリットがありましたか?
田村社長:横の繋がりを持つことによって、例えば仕事が薄くなってしまったりだとか、困った時にはすごく頼りになりますよね。会員企業さんとのネットワークで助かっているところがあります。
ー入会のきっかけは何でしたか?
田村社長:伊藤社長をご紹介いただいて、材料屋さん経由で仕事を1件施行させていただいたのがきっかけです。
ー今後の足場ベストパートナーにどんなことを期待しますか?
田村社長:今も充実していますが、今後も新しい情報をいただけたらと思っています。
ー部長の杉山さんは、今までこのような会に参加することはありましたか?
杉山部長:今まではありませんでした。足場ベストパートナーへ参加するようになって、全国の足場工事会社さんと繋がることで気持ちが変わりましたね。協力してくれる会社さんが今までは周りにあまりありませんでしたが、繋がりができました。
ー他社さんの話を聞いて、自社に取り入れたいことはありましたか?
杉山部長:そういった取り組みについては社長が聞いてくるので、私がそれを聞いて「こうしていこう」と従業員へ伝えています。身なりからきちんと正すなどの取り組みを行っています。
ー社長と部長が一緒に参加することにはどんな意図がありますか?
田村社長:私が今やっていることを、いずれ彼に引き継いでいきたいと思っています。会社がどんどん成長していくにつれて、様々な部門を作っていきたいので、外の世界を一緒に見たいという想いから一緒に参加しています。
「信頼できる会社さんへ現場を委託できるように」アートビルダー株式会社・松本専務、池田常務(埼玉県)
ー足場ベストパートナーの会員さんにはどんな方が多いですか?
松本専務:目標の高い方が多いですね。
池田常務:同じ課題、同じ悩みを持っている方が多いと思います。
ー足場ベストパートナーに参加するメリットは何ですか?
松本専務:現場があって委託をお願いしたい時に助けていただけるようになりました。仕事の委託先を見つけるのは簡単なのですが、しっかりと施行してくれるかどうかは不安要素なんです。足場ベストパートナーで社長さんとお会いして考えなどを聞けるので、安心して仕事を委託できるようになりました。社長さんの人柄は大切ですよね。
池田常務:例えば地域ごとの単価の差など、大阪での事例や関東の仕様なども情報交換できるので、地元以外の地域の感覚も知ることができます。他の地域へ行った時に場違いな金額で仕事をしていたら続きませんよね。その地域の方へ聞かなければわからないことも聞けるのが、足場ベストパートナーの強みだと思います。
第3期へ入り決意も新たに、足場ベストパートナーは更なる躍進を目指して参ります。
私たちの目標は全国47都道府県の軸となる社長さんにご参加いただき、全国の足場工事業界の良い横のつながりを創ることです。現在、埼玉・栃木・茨城・千葉・神奈川・群馬・秋田・宮城・福島・新潟・愛知・兵庫・広島・熊本・三重以外の32都道府県で各1名ずつ、その地域の足場工事業界の中心となってくださる社長さんを募集しています。
まずは北海道・東北・北陸・関東・東海・関西・中国・四国・九州・沖縄の各エリアの核になっていただきます。
足場工事業界の未来を私たちと共に創っていきましょう!是非お気軽にお問い合わせ下さい!