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枠組足場の専門用語「ろうそく」とは?意味を分かりやすく解説

建設現場で「ろうそくを取り付けよう」というフレーズを聞いたことがあると思います。
「ろうそく」は火をつけて灯すあのろうそくではありません。
枠組足場における専門用語の一つですが、意味を知らない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は枠組足場の専門用語「ろうそく」の意味を分かりやすく解説いたします。

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枠組足場とは

枠組足場の専門用語「ろうそく」の意味についてご説明するにあたって理解しやすいよう、まずは簡単に枠組足場について解説いたします。

枠組足場 ろうそく 手摺

枠組足場とは仮設足場の中でもっともよく使用されるタイプの足場で、鋼管を門型に溶接した建枠にジャッキベース・筋交・鋼製布板などの部材を組み合わせて積み上げて構成する足場のことです。

枠組足場で使用される部材はジャッキベース・筋交・鋼製布板以外にも連結ピン・アームロック・梁枠・壁つなぎ・手すり柱・手すり等があります。

建枠のことをビティと呼ぶため、枠組足場のことをビティ足場と表現する場合もあります。

枠組足場は地上から45メートルまで使用可能で、ビルなど大きな建物の外壁などで使われることが多いです。

枠組足場は資材の強度が高く、耐久性に優れているというメリットがあります。
また、枠組足場はくさび緊結式足場よりも歴史が長く、部材の種類も多いです。
建枠だけで50種類以上の部材があります。

さらにくさび緊結式足場や単管足場よりも安全性の高い構造を組み立てることができるのも大きなメリットです。

ほかにも組み立て時にハンマーによる打ち込みではなくボルトや番線を使う為、騒音が少ないことや、組み立て・解体に手間がかからない点などもメリットとして挙げられます。

デメリットとしては複雑な形状の建築物や狭小地にはあまり適さないという点が挙げられます。
複雑な構造に対応できる部材もあるのですが、その場合そのほかの足場と比べて組み立てるのに時間がかかります。

また、枠組足場は組み立てる際にクレーンを使用するため、作業できる環境も必要となります。

低層であったり複雑な形状の足場を構成する場合は枠組足場よりくさび緊結式足場や単管足場が適しています。

枠組足場の専門用語「ろうそく」の意味は?

枠組足場において「ろうそく」とは「手摺」のことです。
手摺柱がろうそくに似ているため、ろうそくと呼ばれるようになりました。

 

枠組足場 ろうそく 手摺

 

建設現場でよく「枠組足場にろうそくを取り付けよう」というフレーズを聞くことがあると思いますが、「ろうそくを取り付ける」は「手摺柱を取り付ける」という意味になります。

まとめ

今回は枠組足場の専門用語「ろうそく」の意味を分かりやすく解説いたしました。
いかがでしたでしょうか。枠組足場は仮設足場の中で最もよく使われる足場の構造であり、くさび緊結式足場や単管足場よりも安全性の高い構造を組み立てることができるというメリットがあります。部材の種類が多く建枠だけで50種類以上の部材があるので、部材に関する知識も少しずつ覚えていくといいですね。枠組足場における「ろうそく」とは手すりのことを意味し、「ろうそくを取り付ける」は「手すり柱を取り付ける」という意味になります。こちらも合わせて覚えておくと現場でのコミュニケーションがスムーズでしょう。

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