建築現場で起こっている労働災害を少しでもなくしていくため、足場の組立てなどの業務につく者に対し法律で足場の組立て等作業従事者特別教育の受講が義務付けられています。
足場の組立て等作業従事者特別教育用のテキストはインターネット上に数多く販売されていて講習に参加しなくても購入することができます。
足場の組立て等作業従事者特別教育とは
足場からの転落などによる労働災害、組立ての不備などによる足場の倒壊災害が多く発生していることから、このような労働災害を防止するため足場の組立てなどの業務に従事する者に対し足場の組立て等作業従事者特別教育の実施が法律によって義務付けられました。
(労働安全衛生法第59条第3項/労働安全衛生規則第36条第39号/安全衛生特別教育規程第22条)
足場の組立て等作業従事者特別教育では以下のようなスケジュールで講習が行われます。
- 足場及び作業の方法に関する知識:3時間
- 工事用設備、機械、器具、作業環境等に関する知識:0.5時間
- 労働災害の防止に関する知識1.5時間
- 関係法令1時間
上記の計6時間の講習を受講します。
作業主任者講習とは異なり、講習後にテストはありません。
(簡単な確認テストを行う団体はあります。)
足場の組立て等作業従事者特別教育用のテキスト購入方法や価格は?
足場の組立て等作業従事者特別教育用のテキストはインターネット上に数多く販売されていて講習に参加しなくても購入することができます。
上記の他にもメルカリなどで300円台から販売があるので、中古でも構わないという場合はそうしたフリマサイトを活用すると安く手に入れることができます。
実際に講習を受ける際にはテキスト代も込みで受講料を払う必要がありますので、足場の組立て等作業従事者特別教育用のテキストを講習とは別で購入するのであれば受講前に予習しておきたいという方や以前の受講から日が経ってしまいテキストが手元にないからテキストを買って復習をしたいというような方にオススメします。
まとめ
今回は足場の組立て等作業従事者特別教育用のテキスト購入方法や価格についてご説明いたしました。
足場の組立て等作業従事者特別教育は足場からの転落などによる労働災害、組立ての不備などによる足場の倒壊災害が多く発生していることから、このような労働災害を防止するため足場の組立てなどの業務に従事する者に対し法律によって義務付けられている講習です。
現場の安全衛生を保つために足場工事関連の作業に従事されている方は早めに受講をしましょう。
テキストはインターネット上でも購入することができますが、受講の際テキスト代込みの受講料が発生するので、予習や復習などの目的がない限りは講習の際にもらえるテキストで十分と言えます。
予習復習のために購入したいという方はぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね。