鳶職は昔から現場の華と呼ばれ、カッコイイ職業だとされてきました。
そして中でも根強い人気があるのが、昔の鳶職人。
いまの鳶職人も十分カッコイイとは思うのですが、昔の鳶職の方がカッコイイと思う人も一定数いるようです。
彼らはいったい、昔の鳶職人のどんなところに魅力を感じているのでしょうか?
昔の鳶職人のほうがカッコいいと言われる理由は?
昔の鳶職人の方がカッコいいと言われている理由は何があるのでしょうか?
それではさっそく見ていきましょう!
高いところでも平気でいられるハートの強さ
鳶職人といえば高いところで作業をするイメージがありますが、危険をものともせずにいられる度胸が据わった姿に男らしさを感じるものです。
今では考えられませんが、東京タワーの建設に携わった超エリート集団である「黒崎建設」の鳶職人たちは、東京タワーを安全帯や安全手すりなしで組み立てたそうですよ!
一歩でも踏み外せば命を落とす、死と隣り合わせの状況でもスイスイと細い足場を渡り歩いていく。
日々の業務で鍛えられた強靭な肉体と相まって、より一層カッコよく感じますね。
ニッカポッカが男らしくてかっこいい
ニッカポッカ特有の、あのダボっとした感じがカッコいい!という女性の方も結構いるようで、特に超ロング以上のニッカは男らしくて人気があるみたいです。
ただ最近だとスキニータイプのオシャレな作業着も増えてきましたし、残念なことに大手ゼネコンがニッカポッカを禁止したので見かける機会は減りました。
主に若い人が好んで履いていたので、若い作業員が減っていることも見かけなくなったことと関係しているでしょうか。
理由はともあれ、鳶職の代名詞のひとつでもあるニッカポッカが今後なくなっていってしまうことを考えると、少し寂しい気もしますね。
炎天下の中でも汗水垂らして熱心に働く姿に惹かれる
「怖い」・「学歴がない」と言った理由から、世間からはあまり良いイメージを持たれていない鳶職人だったりしますが、そんな鳶職人が懸命に働いている姿を見て心を打たれる人もいます。
やはり何か一つのことに打ち込んでいる人は、見ていてカッコいいですよね!
カッコいいと言われる理由は「男らしさ」にあり!
どうやら昔の鳶職人がカッコいいと言われる理由は「男らしさ」にありそうです。
高いところでも平気でいられるハートの強さや、ヤンチャな雰囲気を醸し出すニッカポッカ、それでいて懸命に働く姿に惹かれる人も多いのだと思います。
たしかにその通りだとは思いますが「昔の方がよかった」というのは少し違うのではないでしょうか。
「昔の方がカッコよかった」ではなく「今も昔も、それぞれのカッコよさがある」のだと思うからです。
今の自分がカッコいいと思える。そんな鳶職人としての誇りが持てていれば今も昔も変わらず素晴らしい職業なのではないかと思いますが、みなさんはどう思われますか?^^
まとめ
今回は「昔の鳶職人のほうがカッコいいと言われる理由」についてご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。
高所をものともしない度胸が据わっていることや、ニッカポッカのダボっとした少しヤンチャな感じがカッコいいと思っている人も結構いるようです。昔の鳶職人も、今の鳶職人も、どちらもカッコいいので自信を持っていきましょう!