鳶職人を目指している方、就職・転職をお考えの方はまず鳶職人が実際に現場でどのような仕事をしているのかお調べになっている方が多いと思いますが、どのような工具を使っているのかは意外にご存知ない方が多いですよね。
鳶職人なら絶対に揃えておくべき工具7選!
それではさっそく鳶職人なら絶対に揃えておくべき工具を7つ画像付きでご紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
金づち(ハンマー)
金づち(ハンマー)は鳶職人にとって必須中の必須工具です。
ハンマーとひとくくりに言っても用途により種類がいくつかあります。
くさび式足場の場合は大きめのハンマーを使いますし、解体などの場合はくぎ抜きがついているハンマーを使用します。
メーカーも製品もさまざまありますので、自身が使いやすいハンマーを経験とともに選んでいきます。
スケール
スケールも鳶職人にとって大事なアイテムの一つ。
長さや距離を測るだけではなく、足場を設置する位置を確認する時や、荷物を吊り上げる時の重心位置の計算などにも使用します。
クリッパー
クリッパーは主に鉄パイプなどの長いものをまとめる際などに使う番線(針金)を切るために使用します。
ラチェットレンチ
ラチェットレンチはソケットサイズ17mmや21mmのものが主に使われます。
尖っている方はボルトを通す穴を重ね合わせるために使用します。
インパクトドライバー
鳶職の中でも鉄骨鳶はかなりの頻度でインパクトドライバーを使います。
慣れるまでは会社で貸与されるものを使っていれば良いと思いますが、ベテランになってくると自分で使いやすいものを購入したりする方も多いです。
セーフティーワイヤー
工具が落ちないよう工具とベルトなどを固定するためのワイヤーです。
重さのある工具、とがった工具などをこれで固定します。
高所からの落下物は通行人や作業者に怪我をさせてしまい、最悪の場合死亡事故にもつながり兼ねませんので、安全のために使用方法もしっかりと頭に入れておきましょう。
フルハーネス安全帯
近年義務化されたフルハーネス型の安全帯も安全のための必須アイテムです。
こちらも会社で支給されることが多いものです。
現場によってダブルフックなど規定があるため、2本必要となる場合もあります。
ショックアブソーバーがついているものとついていないものでは体への負担がかなり変わるため、自身の安全のために自前で安全帯を選んで用意する方もいます。
まとめ
今回は、鳶職人なら絶対に揃えておくべき工具についてご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。これから鳶職人になろうとお考えの方々の参考になれば幸いです。