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足場会社の資材置き場はどこがいい?場所決めのポイントを紹介

足場を組むために必要な仮設資材を自社で保有している足場会社は資材を保管しておく場所が必要となります。
足場資材はどこにでも置いておいて良いものではなく、近隣の迷惑にならないような場所を選び、安全のためにマナーを守って管理する必要があります。

そこで今回は足場会社の資材置き場はどこがいいのか、場所決めのポイントをご紹介していきたいと思います。

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足場会社の資材置き場はどこがいい?

足場会社の資材置き場は市街化区域ではなく市街化調整区域に設置することをオススメします。

市街化区域とは街を活性化させるために活用される地域のこと、
市街化調整区域とはあまり市街地開発をせず市街地の拡大を抑えている地域のことです。

市街化区域に資材置き場を作ってしまうと、近隣の住宅から騒音などのクレームが来たり、
大型トラックが出入りする場所に子供がいて危険だったりとあらゆるデメリットがあるためです。

また、土地の価格が市街化調整区域の倍以上することもあり、
足場会社の資材置き場は基本的に市街化調整区域に所在していることが多いのです。

市街化区域に資材置き場を構えることもできるケースもありますが、
市街化調整区域以外は違法となる可能性もあるので確認が必要です。

資材置き場として使用される土地の地目は山林雑種地が主で、田んぼや畑などの農地は基本的に使用しませんが、使用する場合は農振法や農地法の許可(届出)が必要となります。

資材置き場の場所決めのポイント

資材置き場の場所決めのポイントは以下の7つです。

  1. 前面道路の幅員が4~5m以上あること
  2. 前面道路から幹線道路までの経路が短い
  3. 高速道路までの距離が短い
  4. 車の出入りがしやすい(大型トラックやトレーラーが進入できるとなお良い)
  5. 道路が舗装されていること
  6. 平坦であること
  7. 近隣に住宅が少ないこと

市街化調整区域に足場の資材置き場を構える際の注意点

市街化調整区域に資材置き場を構える場合、注意しておくことがいくつかあります。

  1. 事務所を併設することができない
  2. 上水道が通ってない場合がある
  3. 排水設備が整っていない場合がある
  4. 電気が通っていない場合がある

基本的に市街化調整区域は居住することを目的としていない地域が多いため、水や排水設備、電気が通っていないというケースが多いです。
必要な場合は事前に整っているかどうか確認しておきましょう。

また、市街化調整区域は市街地の拡大を抑えている地域であるため、事務所は併設することができないケースがほとんどです。
事業内容によって許可が降りる場合もありますし、プレハブ程度の簡易な作りであれば構えても良いとされる場合もありますので、こちらも事前に確認しておくと良いでしょう。

足場会社の資材置き場のクレーム例

大型トラックやトレーラーで出入りしたり長時間停車していたりすると近隣にお住まいの方が車で通る時に迷惑となってしまい、クレームに発展することがあります。

また、資材置き場は基本的に資材を保管しておく場所という目的ですが、その場で簡単に足場を組み立ててから搬出するケースがあるかと思います。
その際、資材同士がぶつかる金属音がしますので、うるさいとクレームになることがあります。
組み立ては極力建設現場で行うようにし、やむを得ず組み立てることが多い場合は近隣に住宅がない場所に特に重きを置いて探すと良いでしょう。

その他、早朝・深夜など不規則な時間帯に出入りすることも多い建設関係のお仕事ですので、アイドリングしてトラックの中で仮眠をしていたり、夜遅くまで話し声や怒鳴り声がしたり、資材置き場の周辺で何人かで喫煙していたりすると近隣の方から苦情が寄せられることがあります。

生活時間帯に注意して、騒音や迷惑行為にならないよう心がけ、資材置き場に出入りするトラックの運転手さんやそのほかスタッフなど関係者にも呼びかけておく必要があります。

足場会社の看板を汚さないためにも、資材置き場も周囲の住民たちと共存しながら気持ちよく利用していけるといいですね。

まとめ

今回は足場会社の資材置き場はどこがいいのか、場所決めのポイントをご紹介いたしました。
資材置き場は基本的に市街化区域ではなく市街化調整区域に設置することをオススメします。
市街化区域に資材置き場を作ってしまうと、近隣の住宅から騒音などのクレームが来たり、大型トラックが出入りする場所に子供がいて危険だったりとあらゆるデメリットがあるためです。
今回の資材置き場の場所選びのポイントをぜひ参考にしてみてくださいね。

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