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一人親方の日当の相場はどのくらい貰える?一人親方の平均日当・年収を解説

何の職業でも収入は気になるところですが、建設関係の仕事は危険が伴う職業なので一般よりも収入が多いと言われています。
会社所属の職人は安定している代わりに1日あたりの収入はかなり低いのが普通です。
では一人親方の場合はどのくらいの収入を得られるのでしょうか。

そこで今回は、一人親方の日当の相場はどのくらいなのか、一人親方の平均日当と年収を解説します。

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一人親方の日当の相場はどのくらい?

高層建築工事の需要が多い都会と、低層アパートや個人宅の建築がメインの地方で差があるのは仕方のないところですが、やはり会社所属の職人よりも一人親方の日当は高くなっています。
都道府県別の公共建設事業の時間単価は最高と最低の差は9,000円もありますが、普通の建設現場ではそこまでの高低差はないようです。

一人親方は経験や取得している資格は会社所属の職長クラスですので、日当も一般建設企業の足場建設部門職長の1日あたりの金額を目安とし、18,000円~20,000円が日当の相場となっています。

現在は地方で個人宅や建築基準を満たしていない高層ホテルの建て替え需要などが増えてきており、逆に都会は飽和状態なので工賃が安くなっている状況にありますが、一人親方の日当の相場自体はあまり変動しないようです。

一人親方の平均日当の算出方法

毎月大体同じくらいの日数で出勤をして毎月同じくらいの給料がもらえるサラリーマンと違い、建設業は風雨の影響などで工事が中止になることがあります。
特に梅雨のように雨が続くと工事に出られる日の方が少ない月もあるのです。
ですので平均日当の出し方は年間の実働日数の平均値を使って計算します。

平均月収=平均年収÷12ヶ月
平均日当=平均月収÷月間平均実働日数

このように計算しますので、一人親方の日当相場と平均日当には差があります。

上記の計算から算出すると21,000円が一人親方の平均日当になります。

一人親方の平均年収の算出方法

基準となる年収計算は以下のように割り出します。

年収計算式
年収=時間単価×1日の基準労働時間(8時間)× 基準月間労働日数(25日)×12ヶ月

これが単純計算で割り出された1年間の総収入である「年収」です。ただし、当然ですが時間外労働分は加算されますので、月間平均時間外労働分を足したものが実際の平均年収となります。

計算例(2時間の時間外労働)
労務費総額=時間単価+時間単価(深夜を除く)× K(割増係数1.35)× 2時間

計算例(4時間の時間外労働のうち深夜勤務2時間)
労働費総額=時間単価+時間単価(深夜分を含む)× K(割増係数1.35×)× 4時間+時間単価 × K(割増係数0.27×2時間)

注)割増係数は令和2年3月から適用の、とび工の割増賃金費及び1時間あたり割増賃金係数を使用しています。

注2)更に現実的な平均年収を計算する場合は「基準月間労働日数」の部分を「年間平均実働日数」に置き換えて下さい。

一人親方の平均年収は基準月間労働日数では6,000,000円なのですが、注2の年間平均実働日数を使って計算した5,000,000円がより現実的な平均年収となります。

まとめ

今回は一人親方の日当の相場はどのくらい貰えるのかと、一人親方の平均日当と平均年収について解説しました。
一人親方の平均日当金額、平均年収は日当相場を使った単純計算ではきちんと計算できないことが分かりました。
ご紹介した計算式を自分の平均日当、平均年収を計算する時の参考にしてみて下さい。

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