建設現場などで現場の安全を確保するために作業者へ指導などを行う、責任ある立場である職長。
職長に任命されても、職長・安全衛生責任者教育という講習を受けなくては現場で実際に指導、指揮はできないと法律で定められています。
職長・安全衛生責任者教育の講習は全14時間、2日間に渡って受講します。
講習を開催している場所へ実際に赴いて受講するというのが一般的な形ですが、近年はWEB講座でも受講できるケースが増えてきました。
しかし実際に足を運ぶ講習に比べると、WEBサイト上での受講で内容はしっかり身につくのか、現場で実際に作業員へ指導する方法などが学べるのか、と少し心配になりますよね。
職長教育にWEB通信講座がある?
職長として現場の安全を守るために指導、指揮するために受講が必要な「職長・安全衛生責任者教育」。
会場まで足を運び、ゼネコンなどが開催する講習を実際に受けるというのが一般的ですが、最近はWEB上で講習を受けることができるサイトも増えています。
WEB講習であれば時間や場所を問われず、仕事が忙しい方や土日に講習を受けることが難しい方でも気軽に受講することができますね。
実際の講習は全14時間のカリキュラムを2日間に渡って受講しますが、WEB通信講座の場合は同じ全14時間を60日間など決められた受講期限までに受講すれば修了となります。
全14時間を2日間でということは1日あたりおおよそ7時間程度の講習を受けなくてはならないので、「集中力が続くか心配」「久しぶりの座学で疲れそう」というイメージもありますよね。
そんな時、WEB通信講座で受講すれば自分のペースで学ぶことができ、かつきちんと修了証がもらえるので最近はWEBで受講したいという方が増えているようです。
また、サイトによっては職長であれば職長教育の講習のみ、職長と安全衛生責任者の両方の場合は職長・安全衛生責任者の講習というように選ぶこともできるので、自身が受講したいものに合わせて選ぶことができます。
職長教育の講習について詳しくは以下の記事もぜひご一読ください。
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職長教育に試験や資格はあるの?試験の受講方法や基礎知識を紹介
職長教育のWEB通信講座は大丈夫なのか?リアルな評判は?
職長として現場で実際に作業員を指導・指揮するために受講が義務付けられている職長・安全衛生責任者教育ですが、WEB通信講座だけで本当に法律の規定をクリアできる内容を受講できるのでしょうか?
お金を払って受けたけど法律上では受講と認められなかった、となってはなんのために受講したのかわからないので、その辺りはきちんと確認しておきたいところですよね。
結論から申しますと、WEB通信講座を受講して獲得した修了証は正式な証明書として利用できるものであり、職長教育のWEB通信講座は法定要件を満たしているものとされています。
わかりやすく、そして必要な学習内容がきっちり盛り込まれていると、実際の評判も良く、多くの方に活用されています。
時間や場所にとらわれないWEB通信講座で職長教育を受けられるのは、とても大きなメリットですよね。
60日間の受講期限までに受講を完了させて申請をすれば修了証を取得できますが、もちろんそれより早く受講が終われば修了証も早く手に入れることができ、自分のペースで学習できるのもオススメポイントです。
しかし「14時間、実際に会場へ行って座学を受けるより自宅でWEB通信講座で受講したら楽チンじゃん!」と思って他ごとや途中居眠りをしながら受講するなど自宅だからと行って集中していないのはNGです。
WEB通信講座の大半が最後にきちんとこれまでの内容を理解したかをチェックする試験が用意されており、その試験で60%以上正解していないと合格できません。
逆に言えば、内容理解を確認する試験がきちんと用意されていることで、中途半端な学習で修了証を獲得することはできないというわけです。
仕事が忙しくなかなか講習に出られないという方や土日に講習に行けない方はWEB通信講座で受講することもぜひ検討してみてくださいね。
まとめ
職長教育のWEB通信講座について、実際の評判とともにご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか?
WEB通信講座できちんと受講した扱いになるのか?と心配な方も多いと思いますが、法律で定められた内容をしっかり学ぶことができ、カリキュラムを終えた後は理解したかどうかを確認するための試験も用意されているので安心です。
WEBでの受講後、正式に認められる修了証も取得できるので、忙しくて講習に出られない方、土日は無理だという方はぜひ活用してみてください。