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棒芯と職長の違いは?仕事における役割について解説

現場で作業者たちの指揮をとり、安全性の確保や作業効率向上のために重要な役割を果たす職長。
現場のリーダーを示す言葉に「棒芯」という呼び方もあり、現場で耳にしたことがあるひともいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし棒芯と職長との違いは何なのでしょう。

そこで今回は、棒芯と職長の違いはどこにあるのか、仕事における役割について解説し、違いをご説明いたします。

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棒芯と職長の違いは?そもそも棒芯ってなに?

棒芯とは日本の建設業界において、現場で施工にあたる各職種それぞれの作業者を統率する者のことを意味します。

語源は読んで字のごとく「棒の芯」であり、集団の中心部であることからそう呼ばれるようになりました。
「棒心」と表記されることもあります。

現在広くはあまり使われていない言葉ですが、現場ではその名残が有るところも多いようです。
一般的には「班長」や「職長」と呼ばれる役職のことです。
つまるところ、棒芯と職長は同義、同じ意味として使われるということになります。

英語の「boatswain」=「ボースン」(軍曹、伍長などという意味)が日本的になまったものなのではという由来があります。

職人徒弟制度があった時代は棒芯に逆らうことはできなかったといい、役職としては主任や係長と同位と思われます。

現在では職長教育・安全衛生責任者教育を受けて現場での重要な役を担う最前線の人材のことを指すようになりました。

棒芯や職長の仕事の役割

棒芯は現場や作業場において各職種を指揮する人のことであり、先ほどもご説明した通り、職長とほぼ同義です。
(職長は法的には労働安全衛生法第60条に基づいて職長教育を修了した者が該当することになっています。)

棒芯・職長はともに現場作業において作業者に対して安全かつ効率的に作業を進めるために指揮監督を行うのが主な役割です。
棒芯・職長は現場・品質・人間関係など様々なものを管理することになります。

具体的には以下のような役割があります。

  • 安全衛生管理・・・作業員が安全に作業を進められるように管理を行う
  • 品質管理・・・より良い物を作るために成果物の確認や作業員に対して指揮監督を行う
  • 工程管理・・・工程を把握し、適切な人員配置などを行い、現場が円滑に回るように管理を行う
  • 原価管理・・・現場管理を通じてムダ・ムリ・ムラを無くし不要なコストを発生させない、効率的な作業を推進し、より安く材料を仕入れる努力を怠らない
  • 環境管理・・・作業場内外の影響を考慮し、不要物の処理、危険有害物の取り扱い、産業廃棄物などの適正処理の管理を行う
  • 人間関係管理・・・作業員の体調などを把握し、適切な人員配置を行うとともに、作業が円滑に行われるよう、やる気が出る明るい雰囲気づくりなどを行う

棒芯や職長に必要な能力(スキル)

自分自身のステップアップとしても今後職長教育を受けて棒芯や職長と呼ばれる役職になりたいと考えている職人さんも多くいらっしゃると思います。

棒芯や職長に必要な能力(スキル)はどのようなものなのでしょうか。
簡単に見ていきましょう。

まず部下となる作業員を適切かつ安全に指揮するため、自分自身に現場の安全を守る知識や業務を効率的に進めるスキルなどが必要になります。
これらは職長教育の中でも学べる内容なので徐々に身につけていけば良いでしょう。

また、現場の安全性を高めるため、危険を予知する(KY活動を実践する)能力も必要です。
想像力を人一倍働かせ、現場で起こり得そうな労働災害のリスクを早め早めに摘み取り、作業者に認知させて防止するという大事な務めがあるためです。

職長として現場をまとめるために一番欠かせないスキルがコミュニケーション能力です。
業務を効率的に進めるためにも現場でのコミュニケーションは欠かせません。

作業員ひとりひとりと良好な人間関係を築くことは人員配置を適切に行うためにも必要不可欠です。
作業員の長所・短所を見極め、能力を最大限に引き出してあげることも職長の大事な役割です。

これらの知識・スキルを活かして、そして職長教育を受けている間に培っていけば信頼される優秀な職長になれることでしょう。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

まとめ

今回は、棒芯と職長の違いについてご説明いたしました。
いかがでしたでしょうか。呼び方は異なるものの、棒芯も職長もほぼ同じ意味の言葉であり、現場の安全を確保し作業効率を向上させるために指揮監督を行う重要な役割の人のことを指す言葉でした。最近では棒芯という呼び方はあまり聞かれなくなりましたが、以前の名残でまだ使われている現場もあるようですよ。

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