建築現場で使用し、使われなくなった足場板。最近は環境保護への観点から、使われなくなった足場板を再利用するのがブームとなっています。
近年トレンドのDIYで、中古の足場板からテレビ台を作ることもできるんだそうですよ!
長い期間現場で使用された足場板は、新品の板よりも木の味わいが一層増しており、新しいものよりも中古がいいと好んで利用する人も少なくないんです。
テレビ台を作るために必要な足場板は?どんな大きさを選べばいい?
テレビ台を作るために必要な足場板、オススメは杉の足場板です。
必要な足場板の大きさや枚数はこちら。
1500mm × 210mm × 35mm → 2枚
450mm × 200mm × 35mm → 12枚
400mm × 115mm × 35mm → 4枚
400mm × 200mm × 35mm → 4枚
400mm × 90mm × 35mm → 4枚
ホームセンターなどで足場板を販売していますので実際に厚みや好みの柄などを実際に手にとって確認しながら購入するのもいいですし、中古の足場板を再利用で販売しているサイトも多数ありますので、ネットで必要な枚数を購入し、届けてもらうのも運ぶ手間が省けるのでいいと思います。
そのほかにも電動ドライバーを1つ用意しておくことと、組み立てにビスやダボなども一定数必要なのでご準備くださいね。
ホームセンターやDIYショップなどで入手することができますよ。
それでは続いてDIY方法についてご紹介していきます。
足場板でテレビ台を製作するDIYの方法!
テレビ台や棚をDIYする上で重要なのは、板同士がずれないようにすること。
複数枚の板を組み合わせて作り上げるので、板がずれないように作るのは結構難しいんです。
ずれないように組み立てるコツは、ずれる方向に重たいものを置いてずれないように支えておくことです。
もしもう一人いるなら、向こう側からずれないように支えておいてもらうのもいいですね。
穴を開けてビスを打ち込んで板同士を固定するのですが、ビスが最後に出っ張っていると引っかかって危ないですし、見栄えも素人っぽくてかっこ悪いです。
ビスを打ち込んだ後、ダボをその上から叩いて入れていきます。
ぴったりサイズにしておけば接着剤は必要ありませんが、サイズが少し事なってしまった場合は接着剤をつけて入れ込んでいきましょう。
最後に飛び出たダボをのこぎりでカットするとビスを隠すことができ、プロっぽい仕上がりになりますよ。
仕上げはブライワックスで光沢を出しましょう。
ブライワックスは天然の蜜蝋が素材となっていて、油性塗料のような鼻をつく匂いは出ませんし、柔らかくとても伸びが良いので、塗りやすいのもオススメの理由です。
しっかりと塗りこみ、1時間ほど乾かしてから乾拭きでぬぐいとると光沢が上品に出ていい仕上がりになります。
色むらも出にくいのでDIY初心者の方にも扱いやすいワックスです。
こちらのワックスはテレビボードには適していますが、テーブルなど水滴がつく機会が多いものだとそこだけ取れて色むらが出ることもあるのでご注意を。
元々の中古足場板の風合いをさらに味わい深く仕上げてくれるので、この作業が一番楽しいかもしれません。
組み立て方法はこちらの動画を参考にしてみてくださいね。
まとめ
環境保護や、ユーズド感がオシャレだと、中古の足場板を使用したDIYが流行っています。
現場で使われていたので雨水を吸収していたり、ペンキが飛び散っていたりと味わい深い板になっているので、好む方が多いんですね。今回はDIYでテレビボードを作成する方法やコツをご紹介しました。
ぜひ製作してみてくださいね。