現在は中古の足場材も数多く流通しており、価格や在庫数も安定しています。
今から足場材を調達するのであれば、中古足場材も優先的に検討したいですよね。
使用済み品である分、新品よりも安く販売されている中古材ですが、実際にはどのぐらいの価格で販売されているのでしょうか？
足場材の中古価格はどのくらい？おおまかな価格相場を紹介
足場材の中古価格をパーツごとに調べてみました。
今回は使用者がトップクラスに多い「くさび式足場」で使われる部材を中心に調査しています。
調査結果は以下の表にまとめた通りです。
| パーツ名 | 中古の価格相場（単価） |
| 支柱 | ・3,600mm：2,500〜3,000円 ・2,700mm：1,900〜2,000円 ・1,800mm：850〜900円 |
| 踏板 | ・1,800mm×400mm：2,800円 ・1,500mm×500mm：1,600円 |
| ブラケット | ・40ブラケット：1,150円 ・25ブラケット：950円 |
| 手すり | 400〜1,000円 |
| 筋交い | 3,300〜4,400円 |
| 先行手すり | 2,400〜3,300円 |
| 壁当てジョッキ | 650〜1,000円 |
| 鋼製階段 | 6,500〜7,000円 |
記載されている金額はあくまで目安になります。
中古の足場材を購入する際のポイント
中古の足場材を購入する際に注意しておきたいポイントも以下の3つほどあります。
- 出来る限り現物を確認する
- 購入条件を確認する
- 商品の種類、長さを確認する
それぞれ解説しますので、中古品を購入して失敗しないようチェックしておきましょう。
出来る限り現物を確認する
単品購入ならまだしも、まとめ買いをするような時、高価な買い物をする時はしっかりと現物を確認しておくことをおすすめします。
なぜかというと、写真と現物の状態がちがう可能性があるからです。
何だか騙されたような気分になるかもしれませんが、大抵は購入後の返品は受け付けていませんし、商品の出品情報を確認するときっちり「画像の状態とは異なる場合があります」といった文言が書かれているものです。
単価の安いものであれば「中古品だから仕方ないか」と割り切ることもできますが、高価な買い物ではそうもいきません。
言った言わないのトラブルに発展しやすいため、できる限り購入前に不安点を潰しておくのが望ましいですね。
購入条件を確認する
中古品ですとヤフオクのようなオークションサイトで購入される方もいると思います。
一般的なお店では単品購入ができる場合が多いですが、ヤフオクのように個人の方が出品されているような場では「◯本以上購入必須」といった条件が付けられている場合があります。
相手のお店にもキャンセル手続きの手間を掛けてしまいますし、商品到着までの期間が伸びてしまうでしょう。
商品説明を読んでおけば防げるトラブルもあるので、必ず購入前に説明文を一読しておくことをおすすめします。
商品の種類、長さを確認する
中古品に限った話ではありませんが、オンラインショップで購入する場合は必ず商品の種類や大きさ（長さ）を確認しましょう。
1800mmを購入したつもりが1500mmだった、とか、Aタイプと思ったらBタイプだった、といったことが割とよく起こります。
開封後の返品は基本的にできないので、届いた後のチェックも地味に重要です。
まとめ
今回は中古の足場材の価格相場についてご紹介いたしました。
いかがでしたでしょうか。
中古足場材の価格相場を知っておくことで、お買い得なのか、割高なのかの判断も付けやすくなります。
価格は需要と供給に応じて常に変動するものであり、今回ご紹介した価格相場はあくまで目安になりますが、ぜひ大まかな相場を掴むための参考にしてくださいね。
