足場用キャスターとは何か、ご存知ですか？
現場でいきなり足場用キャスターと言われても何に使うものなのか、どんな種類があるのか分からない方も少なくないのではないでしょうか。
足場用キャスターとは？
高所作業台を移動させるために足場用パイプに取り付けて移動しやすくさせる後付け車輪を
足場用キャスターといいます。
組み立てたままの重い作業台を簡単に移動させる事ができ、設置したい場所に着いて車輪を固定したらすぐに作業を始められる足場材で、作業場所を変える度に足場を崩す必要がないのでとても便利です。
取り付け方は差し込み式とねじ込み式があり、ストッパーは車輪固定と車輪と共に回転も止めるタイプ、高さを調節できるジャッキ式もあります。
それらの組み合わせによって数種類の足場キャスターができていますので用途に合わせて使い分けます。
足場キャスターのオススメ商品はこれ！
安定した人気の商品をピックアップしておすすめします。
ナンシン
・ステム式キャスターSCPシリーズ（ステム長100ｍｍ、径35ｍｍ)
・ジャッキ式キャスターSCJシリーズ（ジャッキ長355ｍｍ、径35ｍｍ)
可動がスムーズでストッパー操作が簡単です。
安全性の高いダブルストッパー方式を採用しています。
機能的な面での満足度が高く、ストッパー操作性への配慮も高評価の理由となっています。
ハンマーキャスター
・ステム式キャスター515SKシリーズ（ステム長100ｍｍ、径36ｍｍ）
・ステム式キャスター505SKシリーズ（ステム長100ｍｍ、径36ｍｍ）軽量足場用
・ジャッキ式キャスター505SA-RBシリーズ（ジャッキ長300ｍｍ、径35ｍｍ）ハンドル別売
ストッパーがトータルロック方式で操作が一度で済みます。
頑健な作りと車輪の回転がスムーズな点が評価が高いです。
SISIKU（シシク）
・ステム式キャスターWSCシリーズ（ステム長100ｍｍ、径35ｍｍ）
・ジャッキ式キャスターWSJシリーズ（ジャッキ長350ｍｍ、径35ｍｍ)
自在旋回部分に装備した2層ベアリングで動きが滑らかです。
横荷重に強い特殊プレートを採用しています。
車輪の摩耗を抑える特殊形状のストッパーを使用しています。
安全性を第一にした強化構造など性能面で高評価を得ている商品です。
中古でも大丈夫？中古品を買う時に注意すべき点
足場材は安全性のために素材・加工の原価にあたる部分を削ることができませんから、どうしても部材の価格は高くなります。
経費節減をしようとすれば中古品に目を向けてみるのが得策ですが、注意が必要です。
最大の注意点は劣化の度合いです。
錆で自在回転が難しくなっているのも困りますが、頻繁に重い足場を支え続け金属疲労を起こし見えないヒビが入っている場合もあります。
また、タイヤのゴム部分が磨り減ってストッパーが効かないなど安全性に直結する問題を抱えた商品が出回ることも有り得ます。
できれば、実物を隅々まで自分の目で確かめて購入を検討したいところですが、地元に中古品を扱う店があるとは限りません。そうすると通販での取り寄せになりますよね。
錆や傷がはっきり分かる写真と説明を掲載し、安心できる商品を適正価格で扱っている定評のある会社を利用して下さい。
また、信用度が高い会社の商品であっても、配送されてきたら必ず写真や事前説明がある箇所以外にも問題がないか、確認してから使用しましょう。
まとめ
ご紹介したおすすめ商品のメーカーはどれも現場で見かける頻度の高い企業が揃いました。
やはり、これまで使用してきて丈夫で使い心地が良く安全に使えるという事で厚い信頼を寄せられているようです。ただ、メーカーによって規格が違う部分もありますから、組み合わせたい部材との相性をよく考慮して購入するようにしてください。
