足場屋の仕事には腰道具と言って、金づちやラチェットレンチ、インパクトドライバー等さまざまな種類の道具が必要になります。
その中の一つにスケールという道具がありますが、どんなモノかイメージが湧くでしょうか?
もしわからないのであれば、この記事で一緒に確認していきましょう!
足場職人に必須の「スケール」とは?
スケールとは、一般的に金属製のメジャー(巻尺)を指す言葉として使われます。
資材の長さを測ったり、直線を引きたい時などに重宝します。
元々スケールという言葉は、上の画像のような断面が三角形をした定規のことを指していましたが、建築現場を中心にメジャー(巻尺)も「スケール」という言葉で表現するようになりました。
人によっては定規だったり、メジャーだったりで定義が曖昧な言葉ではありますが、どちらのスケールも「長さを測る」という目的は同じです。
スケールと似た言葉にコンベックス、メジャー、巻尺などがありますが、基本的にどれも同じ意味です。
足場屋の仕事でこれらの言葉を聞いたら、金属製のメジャーのことだと思ってください。
足場屋で使われるスケールは、幅25mm、長さ5mや5.5mのものが主流です。
足場の長さは1.8mなので、5.5mなら3本分まで測れます。
価格は1200〜3800円程度です。
スケールは消耗品であることを考慮して、自分にとって無理のない価格帯の製品を選ぶと良いでしょう。
スケールの寿命を伸ばすために気をつけたい4つのポイント
スケールは消耗品なのでいずれは買い替えなければなりませんが、金銭面を考えるとなるべく購入頻度は減らしたいものです。
そこで、少しでも長くスケールを使い続けるために気をつけておきたいことを4つご紹介します。
1.テープをつまむ
テープに巻き込まれるとケガや故障の原因になります。
テープ部分をロックする押しボタンを使うとテープが割れてしまうこともあるので、使わない癖を付けた方がケガのリスクが少ないです。
2.逆に曲げない
テープが割れたり曲がったりしてしまう原因になります。
凹側にしか曲げてはいけません。
3.水に濡らさない
水に濡れないよう注意しましょう。
テープにサビが発生したり、ゼンマイ部分が錆びて使い物にならなくなってしまいます。
4.落とさない
落としてしまうとスケールや材料に傷がついたり、爪部分が曲がって測定の精度が落ちたり、高所から落とせば重大な事故になるので要注意です!
工具の落下防止策は必須ですよ。
初心者におすすめのスケールのブランドは?
おすすめのブランドは「TAJIMA(タジマ)」のスケールですが、使い勝手は人それぞれ。
使っていくうちに「こんな機能が欲しい」「この機能は使わなかった」など、自分にとって必要な機能が見えてくるものです。
種類が多すぎてどれを買って良いかわからないという方は、先輩にオススメを聞いてみるか、以下に紹介するスケールを買って使ってみてください。
メーカー:TJMデザイン
製品名:セフG3ゴールド Wマグ25
備考:長さ5.5m、幅25mm、ストッパー付き、2600〜3000円
「Yahoo!ショッピング」2,693円+送料 ただし10,000円以上の買い物で送料無料
まとめ
今回は足場屋の職人には必須の「スケール」について解説いたしました。いかがでしたでしょうか。
スケールとは一般的に金属製のメジャーのことを指しています。
コンベックス、メジャー、巻尺などと呼ばれることもあります。
資材などの長さを測る時に使われます。
価格は1,200〜3,800円程度と幅がありますが、スケールは消耗品なので自分の無理のない価格帯で探すことが重要です。
安くて良いものも見つかるので、自分の必要としている機能が付いているスケールを選びましょう。