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【足場材】ブラケットの種類と使用用途

 

ブラケットとは、機械部品同士を結合するための支持具・取付け金具のことです。

部品を固定するために使われ、通常ネジ止めして固定します。

ブラケットには金属製や樹脂製のものがあります。

持ち送りとも呼ばれており、重要な足場材の一つです。

 

そこで今回はブラケットの種類と使用用途についてご説明します。

 

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ブラケットとは何?

 

ブラケットは機械部品同士を結合するための支持具・取付け金具のことと先ほどご説明しましたが、

一般的な建築では、柱や壁面などの垂直部分に取り付ける、

直角三角形近似形状の物で垂直荷重を負担する部材を「持送り(ブラケット)」と称します。

 

 

柱の上部に補助材を重ね合わせて、屋根や梁との接合面を増して強度を稼ぐ部分も

「持ち送り(ブラケット)」の一種です。

 

足場材(ブラケット)

 

「腕木」も「持送り(ブラケット)」と同じような役割にも用います。

通常「腕木」と称される物は一本棒形状で、

柱や壁面を水平に貫通して反対側へ飛び出している物を指す場合が多いです。

 

垂直荷重を負担しない物や、特に短い物は「かんざし」と称する場合も有ります。

腕木や肘木も水平に突き出ていますが、持ち送りは下に取り付けて上部の出っ張り部分を支える違いがあります。

そのため、ブラケットのほうが重い物を支えることができます。

単管パイプをブラケットで固定して足場板を敷くと、強風にも耐えうる高強度となります。

 

 

ブラケットの種類

 

続いてはブラケットの種類をご紹介します。

伸縮ブラケット

主に、フック付きの踏板を掛ける時に使われます。
先端の差し込み管が、伸縮します。抜け防止をしていますので安全に使用できます。

国元商会(クニモト)のKS伸縮ブラケットが有名です。高度なしぼり加工技術を生かした金属プレス加工による
建設資材・耐震金物の製造メーカーです。

東京スカイツリー、あべのハルカスなど超高層ビル建設の
現場ではクニモトの仮設資材は「クニモトなら安心」と高い評価と信頼を得ています。

1970年代、東大寺の大仏殿の修理に参加し、
その中で鉄板とパイプをつなぐKS コ型クランプの開発に成功しました。
KS コ型クランプは一度締めると工事が終わるまで決してゆるむことがないと、
その高い安全性が評価されて今日に至っています。

(コ型クランプとは、材料を作業台に固定する工具で工事現場での振動に強くなるように作られています。)

折りたたみブラケット

足場板用のブラケットです。

名前の通り、折りたたむ事ができて収納性も良いです。

ただこちらの折りたたみブラケットには注意点があります。

折りたたみブラケットは、「角パイプ」で作られている商品ですので、

フック付きの布板等は使えません。板の種類を確認してください。

平和技研株式会社とスガツネが有名です。

 

ネットブラケット

躯体と足場間のネットを設置するためのブラケットです。

大嘉産業株式会社が有名です。

以下のような特徴があります。

起立式になっていますので、使用しないときはパイプを垂直にすると開口部での作業も可能です。

スライド式で躯体の出・入によって300mm・500mmの2種類のネットが使用可能です。

そして、折りたたみ式なのでコンパクトで保管管理が容易です。

 

 

ブラケットの用途

 

ブラケットは単管ブラケット足場に使われます。

単管ブラケット足場のメリットは強度や安全性が高いことです。

ボルト(クランプ)で部材をしっかりと固定するため、高い安全性が確保されます。

また組み立ての自由度が高い職人に合わせて高さや躯体との間隔を細かく調整できるため、

作業効率のアップにつながります。

単管ブラケット足場のデメリットとして他の足場に比べ工期が長いことです。

板をボルトで固定しなければならないため、工期が長くなってしまいます。

金具の固定時に騒音が出てしまうボルト(クランプ)で固定する際に音が出てしまうため、

周囲への配慮が必要です。

 

おススメの現場は低層建物の建設や低層建物の塗装工事です。

15mほどまで足場を組むことができるので、3階建てなどの高さがある建物にも対応できます。

工期の長さや騒音などのデメリットがありますが、それ以上にメリットの高さが際立つ優れた足場工法といえます。

 

 

まとめ

 

ブラケットは単管パイプをボルト(クランプ)で締めて使う単管ブラケット足場に使われる金具のことで

種類には、伸縮するものや、折りたたみ式のものなど機能性のあるものもあります。

単管ブラケットは騒音と工期の長さが気になるが、安全性と自由度に優れています。

ぜひ今後の参考にしてみてください。

 

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