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足場板の反りを簡単に治す方法を解説!

無塗装の足場板の片面に水分が加わると反りを起こしてしまいます。
水分を含んで反ってしまったのであれば、乾燥させれば戻るのではないかと考える方も多いと思いますが、木材は一筋縄では行かないもので一度反ってしまったらなかなか元には戻りません。
足場板が反ってしまった場合は木材の特性を理解して治す必要があります。

そこで今回は、足場板の反りを簡単に治す方法を解説いたします。

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足場板の反りを簡単に治す方法

木は乾燥すると縮み、水分を含むと膨張するという性質があります。

足場板も木材ですので、表と裏があります。
木の皮側にあったほうが表面、中心部の芯側にあったほうを裏面と判別します。
木は新しい部分ほど密度が低く多くの水分を吸収することができ、乾燥すると多くの水分を失います。
そのため木材の表面は木材の裏面よりも膨張・収縮しやすいという特徴があります。
木材の表面は木材の裏面より含んでいる水分が多いため、乾燥した時は縮む力が強くなってしまうのです。
そのため反ってしまった足場板の多くは木の表面だった方に反っているのではないでしょうか。

ここからはそのような足場板の反りを簡単に治す方法をご紹介いたします。

片面を濡らしてから角材を取り付ける

刷毛などを使って足場板の片面だけを濡らします。
1時間ほど放置しておくと濡らした面が膨張し、一時的に反っていた足場板が元どおりになります。
元の形に戻っているうちに角材をネジやホゾ組みで板に取り付けて固定しましょう。

クランプで固定する

クランプを使って反ってしまった足場板を固定し、そのまま置いておく方法もオススメです。
完全な平面には戻りませんが、反りをある程度もとの形に戻すことができます。

サンダーで削る

ご紹介した3つの方法のうち、一番確実な方法がサンダーで削ることです。
いらない部分をサンダーでトリミングし、まっすぐな木材を削り出します。
元の足場板よりも一回り小さくなってしまいますが、このように削り出した木材は乾燥によって反ることがなくなるので、今後のメンテナンスも簡単になります。

足場板の反りを防ぐ方法

足場板の反りを防ぐ方法として、足場板の間にサンギをはさみ、風通しをよくして含水率の変化を抑制する方法があります。

また、塗装や補強も効果的です。
反りは水分の吸収・乾燥によって起きるので、塗装によって水分の吸収・乾燥を起こさないようにすることで反りを防ぐ効果が得られます。
足場板の裏に補強をして管理しておくことも有効です。

参考:makeit!

まとめ

今回は、足場板の反りを簡単に治す方法を解説いたしました。いかがでしたでしょうか。
木材は自然のものですので水分などを含むと反ってしまうことがあります。
治し方はいくつかありますので、反りの具合に合わせて今回ご紹介した方法を試してみてくださいね。ぜひ参考にしてみてください。

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