2019年2月1日に改正された労働安全衛生法により、フルハーネス型安全帯の着用が義務化となりました。
法改正から2年ほど経過していますので、すでにフルハーネス型に移行している現場がほとんどかと思います。
これからフルハーネス安全帯を買い足そうとお考えの方、古くなった安全帯を買い換えようとお考えの方向けに、今回は、鳶職人に人気のフルハーネス安全帯のおすすめ商品をご紹介いたします。
フルハーネス安全帯とは
フルハーネス型安全帯は肩やもも、胸などの複数のベルトで構成されている安全帯で、体が安全帯から抜け出すことや、胸部・腹部を過大に圧迫するリスクを低減してくれます。
宙つり状態でも体の重心位置(腰部付近)より頭部側にD環を維持できるため、着用者の姿勢が逆さま姿勢になることを防止する機能もあります。
労働安全衛生法の改正により2019年2月1日から安全帯の規格が変更となり、フルハーネス型安全帯の着用が義務化されました。
これまでは胴ベルト型安全帯を着用している現場も多くありましたが、墜落時に体がくの字になったり逆さま姿勢になったりと危険が大きかったため、作業者の安全のためにも今後はフルハーネス型の着用を徹底していきましょう。
鳶職人に人気のフルハーネス安全帯のおすすめ商品
さて、ここからは鳶職人に人気のフルハーネス安全帯のおすすめ商品をご紹介していきたいと思います。
藤井電工株式会社 ー レヴォハーネス
藤井電工株式会社は、安全帯の定番とも言われる企業です。
藤井電工株式会社のフルハーネス安全帯・レヴォハーネスは、表と裏の色が異なるため、ベルトのねじれが判断しやすく、装着もスムーズです。
色の違いはおしゃれなアクセントにもなっており人気が高いです。
腰部の交差部が可動し身体の動きにフィットするので、つっぱることなく作業することができます。
安全性だけでなく、作業時の動きやすさも追及されているのが魅力です。
また、骨盤・足回りにベルトが配置されているため、落下時に衝撃荷重を分散し、ベルトがお尻を包み込んでくれる仕様になっています。
見た目のかっこよさとと機能性の両方を兼ね備えた人気商品です。
サンコー株式会社 ー PANGAEAハーネス HORIZON
サンコー株式会社は墜落制止用器具のメーカーとして日本で初めてISO9001の認証を受けたメーカーです。
「 TITAN(タイタン)」というブランド名は鳶職の方であれば耳にしたことがある方が多いことと思います。
サンコー株式会社のフルハーネス安全帯は伸縮性に優れており、脱着がしやすい点が大きな特徴です。
オススメのPANGAEAハーネス HORIZONはCANYONという製品とともに2020年度グッドデザイン賞を受賞しており、デザイン性の面でも評価が高い安全帯です。
しなやかで手触りがよく、高級感も兼ね備えた軽量ベルトがHORIZONの魅力。
装着時の動きやすさを実現しています。
株式会社TJMデザイン ー ワンタッチ式フルハーネス
ワンタッチ式で使いやすい株式会社TJMデザインが販売するワンタッチ式フルハーネス。
建築用ハンドツールでトップシェアを誇るTAJIMA（タジマ）の系列会社ですが、フルハーネス安全帯への参入は2009年からと新しいです。
株式会社TJMデザインのワンタッチ式フルハーネスが使いやすいと評価する職人は数多く、現場でよく使われています。
束縛感の少ないベーシックフィット構造を採用し、肩に食い込まない46㎜という幅広のベルト仕様になっているのが、着用する作業者にとてもやさしい作りですね。
まとめ
今回は、鳶職人に人気のフルハーネス安全帯のおすすめ商品をご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。
現場で作業をする鳶職人の皆様方の安全を守る安全帯。フルハーネス型は従来の胴ベルト型よりも危険をぐんと減らしてくれるアイテムです。
ぜひ今回の商品を参考に、自身に合ったフルハーネス安全帯を探してみてくださいね。
