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足場屋の利益率の平均はどのくらい?詳しく解説

会社を存続させるためには利益を上げ続けなければなりません。
しかし、経営者の中にはどんぶり勘定でお金をうまく管理出来ていない人もいます。
資金繰りが上手くいかなくなることで廃業に追い込まれてしまうケースも多いため、会社の会計についてきちんと把握しておくことが望ましいですね。

そこで今回は「足場屋の利益率の平均はどのくらいなのか?」について詳しく解説いたします。

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足場屋の利益率は他業界と比べても高め!

足場屋の利益率は他業界と比べても高い部類に入ります。
利益率が高い理由としては、足場材を一度購入してしまえば長い間使い続けられるからです。
初期投資として必要になるのはオフィス代、ヤードの取得費・維持費、足場材の購入費くらいであるため、それらを揃えてしまえばあとは人件費や交通費、保険料などになります。
そのため、他業界と比べても足場屋は高い利益率を出しやすい業界なのです。

続けて、利益率の平均についてですが、利益率は会社によってまちまちなので小さな足場屋を例に試算してみました。

足場屋の利益率の平均はどのくらい?

さて、一般的な足場屋の利益率ですが、平均はどのくらいなのでしょうか?
統計データなどが公開されている訳ではありませんので、あくまで試算による目安になりますが、小さな足場屋の利益率の平均は17%程度です。

この17%という利益率は、以下の条件を想定した場合の値になります。

  • 年商3,000万円
  • 従業員5人
  • 月に25日稼働
  • 足場材はレンタルで調達
  • トラックは自社保有

会社の利益は「売上ー(人件費+交通費+材料費)=利益」で求められます。
(実際には上記の費用に加えて交際費や減価償却費などの様々な経費が発生しますが、今回は計算しやすくするために簡略化しています。)

それではさっそく計算してみましょう!

ひと月あたりの人件費は?

5人とも正社員だと仮定すると、一人当たりの月収は20〜30万あたりが平均ですから、
一般的な職人が3人×20万円、ベテラン2人×30万円とすると、会社が従業員に支払う給与は月に120万円という計算になります。
そしてさらに、社会保険料の会社負担分も考慮しなければなりません。
社会保険料の会社負担分は給与の約15%ですから、(3万円×3人)+(4.5万円×2人)=18万円。

よって、ひと月あたりの人件費は120万円+18万円=138万円になります。
今回はボーナスなしの会社を想定していますが、ボーナスありの場合はさらに上乗せで計算しましょう。

ひと月あたりの交通費は?

交通費は事務所から現場を行き来するために掛かる費用です。
2トントラックの燃料タンクは70リットルが標準であり、軽油の販売価格は140円/1リットルです。
仮に週一回のペースでガソリンを入れるとすると、70×140=9,800円ですから、1ヶ月で39,200円のガソリン代が掛かります。
従業員5人であればトラック2台は必要でしょうから、単純計算でもひと月に78,400円の交通費が掛かる計算になりますね。

さあ、最後は材料費です。

ひと月あたりの材料費は?

材料費は足場材をレンタルで調達しているか、自社保有のものを使用しているかで大きく差が出ます。
レンタルの場合はトラック1台分の材料で約2〜2.5万円なので、25日稼働で50〜62.5万円掛かります。

一方で自社保有の場合ですが、初期投資さえ終わればほぼゼロです。
足場材の他にも、足場材を保管するためのヤードが必要になりますし、定期的なメンテナンスも自分たちでする必要がありますが、初期投資さえ終われば維持費はほとんど掛かりません。

利益はいくら?

では最後に利益を出して行きたいと思います。
これまでの人件費・交通費・材料費を足した必要経費は2,083,400円でした。

年商3,000万円ということは月に250万円の売上があるということですから、
月の必要経費2,083,400円を差し引いた利益は416,600円ということになります。

ということで、小さな足場屋を想定した場合の利益率は約17%です。
この416,600円から自分のお給料と事業投資に使う費用を捻出する必要がありますから、経営者である自分の収入を増やすためにはこなせる現場数を増やすことで売上を伸ばし、利益を増やしていく必要があるということですね。

足場屋が利益率を高めるための原則

利益率を高めるための原則は、売上を増やして必要経費を出来る限り抑えることです。

売上を伸ばすためには、人を追加で雇用してこなせる仕事量を増やすか、施工実績を積み重ねることでなるべく高単価で仕事を請けられるように会社を成長させていくこと。
必要経費を抑えるためには、膨大な初期費用は必要になりますが、材料を自社保有するのが一番です。

既に足場材を自社保有していて、ある程度規模が大きい足場屋であれば、塗装事業に参入するのも良いでしょう。
事業投資がそれほど必要なく、大きく利益も伸ばすことも可能です。
実際に、足場屋から塗装事業に参入して、2億円以上もの売上を伸ばした足場屋もいます。
ですから基本的には、まずは足場事業で利益を上げられるところまで上げて、その資金を新規事業の開拓に投資して会社を大きくしていくのが王道の流れになると思います。

まとめ

今回は「足場屋の利益率の平均はどのくらいなのか?」について詳しく解説いたしました。いかがでしたでしょうか。
小さな足場屋の利益率の平均は17%前後だと思われます。
足場材を自社保有することでランニングコストを減らしつつ、必要経費をなるべく抑えるための工夫を凝らすなどして、利益率30%以上をキープできるのが理想ですね。

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