足場工事マガジンは「足場工事会社の経営支援・営業代行・職人採用支援 職人定着支援」をサポートする足場ベストパートナーが運営しています。

足場工事の未来ch

足場板を塗装するコツについて解説!上手に塗装するには?

足場板を使って家具などをDIY製作したいという方が近年増えてきています。
最近は足場板を使ったDIY動画なども豊富にアップされているので参考にしながら作っているという方も多いのではないでしょうか。
足場板で家具などをDIY製作したら最後に仕上げで塗装をすると思いますが、この塗装がなかなか難しいという声がよく寄せられます。

そこで今回は、足場板に上手に塗装するためのコツについて解説いたします。

Youtubeついに解説!足場工事の未来chYoutubeついに解説!足場工事の未来ch

動画のサムネイル
  • 足場工事の基礎知識や最新テクニックを動画で分かりやすく解説!
  • 全国の優良足場工事会社の社長から経営&採用ノウハウが学べる!
  • 足場工事の仕事がどんどん増える営業テクニックも紹介!

動画を見る

上手に塗装するためにまずは塗料の特性を知ろう

木材へ色をつけたいだけの場合は価格が安いペンキでも塗り方次第できちんと美しい仕上がりになります。
しかしせっかくDIYなどで制作した物に塗装をするのであれば、塗料の種類やその特性を知った上で求めている仕上がりに最適なものを選ぶことをオススメします。

そのためにもまずは塗料の特性について知っておきましょう。
まず塗料は水性油性に分けられます。
溶剤が水であれば水性、シンナーであれば油性となります。

水性は扱いやすくムラなく塗れるのが特徴です。
油性は少々扱いが難しいですが表面にきれいなツヤが生まれます。

木材の塗料として代表的なのはステイン塗料という塗料です。

足場板 塗装 コツ diy

ステイン塗料は木材の表面へ膜を張らずに内部へ染み込むという特徴を持っています。
ペンキなどに比べるとカラーの種類は少なめですが、木材の風合いを活かしてくれる塗料で、「木目をしっかり生かしたい」という方にオススメです。
色もメープル、ウォルナットなど様々なカラー展開があるので空間や他の家具との相性も考えながらお好きな木目調に仕上げることができます。
ペンキと違い刷毛の跡が出にくく塗りやすいのでDIY初心者の方にもオススメ。

ステイン塗料にも水性と油性があります。
水性か油性かで扱いやすさや仕上がりの状態が異なるので、先ほどご説明した水性と油性の特徴の違いなども踏まえてどのような仕上がりにしたいかで選ぶようにしてくださいね。

また、ニスありとニスなしとがありますが、二度塗りをしたい方はニスなしのほうを選ぶといいですよ。
ニスありの場合、表面をニスでコーティングされてしまうのでその後二度塗りすることができなくなってしまいます。
ニスなしのステイン塗料で二度塗りした後、最後にニスで仕上げるようにしましょう。

足場板に上手に塗装するコツ

塗料の特性について知っていただけたところで、ここからは上手に塗装するコツをご紹介いたします。

1.足場板の表面を磨いてきれいにする

まずはじめに足場板の表面を研磨してきれいにしておきましょう。
汚れなどが付着していたり、表面のデコボコやザラつきがある状態で塗装すると仕上がりが美しくなくなってしまうため、サンドペーパーで表面を研磨し、フラットな状態になるようにしておきます。

2.新聞紙やシートなどを下に敷く

足場板の表面の研磨が終わったら塗料が飛んでも大丈夫なように新聞紙やシートなどを敷いて準備しましょう。
周囲を汚さないように気を使いながら塗装すると端っこの方がきれいに塗れなかったりしますので、塗装を美しく仕上げるためにも汚れ対策はしっかりとしておいてください。

3.ハケの下処理をする

新品のハケは毛が何本か抜け落ちてしまいます。
塗っている途中でハケの毛が抜けて塗料に混じり塗装面へ付着してしまうとどれだけ丁寧に塗装しても見た目が悪くなってしまいますよね。
ハケの毛の混入を防ぐために新しいハケの場合は下処理をほどこしておいた方がいいです。
ハケを手の平で軽くさばいたりして抜ける毛をすべて取り除いておきましょう。

4.ビニール手袋を着用

いよいよ塗装に入っていきます。
手が汚れないようにビニール手袋を着用しましょう。
先ほど周囲に飛び散らないように新聞紙やシートなどを敷いたのと同様、手に塗料がついて作業が中断されてしまわないためです。

5.塗る直前に塗料をかき混ぜる

塗料は中身が分離しやすいので塗る直前によくかき混ぜておきます。
そして使用する分だけを他の容器に移し、そこからハケにとって塗るようにしましょう。

6.塗る時は内側から外側に向かって

外側から塗っていくと足場板の角にハケが当たって塗料が落ちてしまいます。
内側から外側に向かって塗るようにしましょう。

木目にしたがって塗るのもポイントです。
ムラなく均一になるよう薄く広く塗るようにします。

力を入れすぎないよう軽く塗っていくのがコツです。

7.二度塗りする

二度塗りすることで塗料のムラをなくすことができます。
十分に乾燥させた後、二度塗りしてムラをなくしましょう。

塗装は木材の劣化を補修する役割も

足場板でもDIY用の木材でも、材料が木材である以上年月とともに劣化していきます。
置き場所が室内や屋外によって劣化具合は大きく異なります。
屋外に置いておくと雨が降ったり直接日光を浴びたりするため特にすぐ劣化してしまいますので、屋外で使用する場合は防水タイプのペンキで表面を保護してあげるといいでしょう。

劣化してしまった場合は気になる部分を再度塗装することで補修することができます。
塗装は見た目のおしゃれさだけでなく木材のメンテナンスにもなるのです。

まとめ

今回は足場板に上手に塗装するためのコツについて解説いたしました。近年人気を集めているDIY。塗装が美しく仕上がると制作した物のおしゃれさや完成度もグッとアップしますよね。ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね。

Youtubeついに解説!足場工事の未来chYoutubeついに解説!足場工事の未来ch

動画のサムネイル
  • 足場工事の基礎知識や最新テクニックを動画で分かりやすく解説!
  • 全国の優良足場工事会社の社長から経営&採用ノウハウが学べる!
  • 足場工事の仕事がどんどん増える営業テクニックも紹介!

動画を見る

Youtubeついに解説!足場工事の未来ch Youtubeついに解説!足場工事の未来ch

動画をチェック!